チャンスの捉え方
Date:2013.09.06
人生には、何回かの飛躍のチャンスが訪れる。しかし、チャンスをチャンスとして認識することなくやり過ごすことも、チャンスとの認識なくしてそれをものにすることもある。失敗ばかりであったが、過去を振り返ってみて、チャンスを認識しその成果を収穫する方法について考えてみよう。
チャンスは、突然訪れるが、あっという間に去っていく。
チャンスは、気紛れである。ありそうでなかったり、なさそうであったりする。
チャンスは、苦しいときにやってくることもあれば、楽しいときにやってくることもある。
チャンスは、外界からやってくることもあるが、自分の中からやってくることもある。
チャンスは、幸運の神と共にくるが、悪魔を連れてくることはない。
では、チャンスはどのようにすれば掴むことができるか。
チャンスを掴むには、勇気がいる。生活が大いに変化するから。
チャンスを掴むには、不断の努力が必要である、飛躍のためのエネルギーを必要とするから。
チャンスを掴むには、他人との繋がりを大切にする必要がある。自尊心だけでは、他者はサンタクロースになってくれないから。
チャンスを掴むには、問題意識を明確にしていなければならない。自らの関心領域の大きさこそチャンスを掴む網だから。
チャンスを掴むには、清らかな心が必要である。チャンスが連続してやってきてくれるから。
法科大学院の後期の授業が、再来週から始まる。どの科目を履修し、どんな先生にご指導いただくか、法曹との繋がりはどうするか、教職員や学修仲間との関わり合いはどうするかと考えつつ、既に予習に取り組んでいるでしょう。
後期も、法曹を目指す皆さんには、飛躍のチャンスが、溢れているはずです。チャンスをものにする心の準備、努力の継続を忘れず、チャンスをうまく利用して飛躍していきましょう。(H)