第1期入学試験を前にして
Date:2013.08.16
前にもお書きしましたが、本年9月から入学できる「9月入学」制度が導入されました。伝統的な「4月入学」も残しておりますので、今後、本邦において「9月入学」・「秋入学」制度が確立するまでは、学則上も、便宜上も、4月1日から9月15日までの「前期」、9月16日から翌年3月31日までの「後期」という呼び方が残ります。平成25年度の「後期」に入学する学生は「平成26年度」の入学者であり、少々、ややこしいことになります・・・。 この法科大学院初の9月入学者を募集する第1期入試が、いよいよ、今月18日(A日程)から始ります。
本学は今月8日から16日まで夏季休業期間、17日(土)・18日(日)は休業日(HP更新等も業務再開後。法科大学院棟は開館)ですので、「休み明け」早々に入試ということになりますが、第1期入試の出願締切りは5日(消印有効)でしたので、まさに休業期間に入る直前の7日(水)中に入試準備を済ませていなければならず、同日はだいぶ慌ただしい一日となりました。
事務室が出願書類の整理・入試資料作成等をしている間、わたくしは、法科大学院教授会の親睦団体である「駒澤大学法科大学院同人会」、修了生(在校生も)への経済的支援を目的とした「駒澤大学法科大学院修了生支援基金」、および学校説明会やそれに随伴するイベントの経費(本年は、説明会後の「修了生・司法試験受験生と語り合う会」)等をまかなう「駒澤大学法科大学院広報活動推進基金」、それぞれの帳簿つけなどをしていました(後2者は、パンフレットには記載しておりませんが、本年度から整備したもので、寄附を原資としております。現在実施中の司法研究所主催の夏季特別授業受講料のキャッシュバックなどのきめの細かい支援は、修了生支援基金の運用によっておこないます)。
A日程・B日程の別、未修・既修の別、来校・不来校(適性第4部利用受験者)の別、適性試験成績上位者奨学金や学内進学者奨学金対象の別などの出願書類の整理を終えた後、受験予定者数に応じた入試業務の振り分け、タイムスケジュールの確定などをおこないました。
本年度から、入試日を1日完了型試験に変更いたしましたし、第1期入試は面接試験を廃止しましたので(第2・3期は小論文を廃止)、入試の事前準備も多少異なりましたが、無事、準備を整えることができました。
来校受験をされる志願者の皆様は、どうぞ気をつけてご来校くださいませ。また、入試日までの間、十分にご自愛いただき、体調を整えてくださいますよう念じ上げます。(T)