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教職課程・資格講座 よくあるご質問

受付:教務部2番窓口(本部棟1階)

最終更新日:2024年6月26日

本学の教職課程・資格講座について、在学生からの問い合わせのうち、多く寄せられたものを掲載しています。各種手続きやガイダンス日程等、本ページの内容はあくまで掲載時点での情報です。最新情報は、KONECO連絡事項にて配信しますので、在学生はこまめに確認してください。

教職課程・資格講座共通

教職課程・資格講座とは何ですか?
本学で開講されている教職課程、学校図書館司書教諭講座、社会教育主事講座、博物館学講座、社会福祉主事講座の1課程・4講座の総称です。
所属学科・専攻の卒業要件とは別に希望者が受講し、必要単位を修得します。
教職課程・資格講座を受講したいです。まず何をすればよいですか?
本学の教職課程・資格講座は、登録制となっています。登録は、1課程・2講座まで可能です。学校図書館司書教諭講座は、教職課程を登録する場合に限り登録可能で、2講座までの制限には含まれません。

教職課程・資格講座への登録を希望する学生はまず、1年次11月~12月頃に実施する「教職課程・資格講座登録ガイダンス」を受講して、各課程・講座の詳細、必要な科目・単位、費用等について十分に理解してください。ガイダンス日程等の詳細は、実施の約1か月前を目安にKONECO連絡事項でお知らせします。
ガイダンスの受講後、指定期間にKONECOにおいて、受講を希望する教職課程・資格講座の課程・講座登録を行ってください。ガイダンスの受講とKONECOでの課程・講座登録を行うことで、必要科目(課程・講座開講科目)を履修することができます。

例外として、教職課程の「教職入門」と博物館学講座の「博物館概論」(いずれも1年次生以上が履修可能な後期開講科目)は、課程・講座登録前でも履修可能な科目です。
希望者は必ず履修してください。
2年次生以上からでも教職課程・資格講座の受講を開始できますか?
2年次生以上からでも開始できます。ただし、他の学生よりも受講開始が遅れている分、多くの努力を必要とすることを理解しておいてください。

受講開始時期や単位修得状況によっては、卒業までの4年間で必要単位の全てを修得しきれず、卒業後に科目等履修が必要となる場合があります。また、教職課程の「教育実習」、社会教育主事講座の「社会教育実習」、博物館学講座の「博物館実習(館園)」は、実習前年から必要な手続きを行い、実習年度後期末までに実習派遣基準を満たせるよう単位修得する必要があります。したがって、3年次後期以降に受講を開始した場合は、卒業までの4年間で必要単位を全て修得できないことが確定しています。2年次後期や3年次前期から受講を開始する場合でも、履修計画を綿密に立て、必要単位を修得できるよう十分な努力が求められます。

2年次生以上で教職課程・資格講座の受講を開始したい学生は、「2年次生以上対象 教職課程・資格講座登録ガイダンス」を前期(7~8月頃)と後期(1~2月頃)の年2回実施しますので、受講の上、各課程・講座の詳細、必要な科目・単位、費用等について十分に理解してください。ガイダンス日程等の詳細は、実施の約1か月前を目安にKONECO連絡事項でお知らせします。
ガイダンスの受講後、指定期間にKONECOにおいて、受講を希望する教職課程・資格講座の課程・講座登録を行ってください。ガイダンスの受講とKONECOでの課程・講座登録を行うことで、必要科目(課程・講座開講科目)を履修することができます。
費用はどのくらいかかりますか?
教職課程・資格講座の登録にあたっての登録料は徴収していません。ただし、登録する課程・講座によって、実習や体験の実施年度に実習費・体験費を徴収しています。具体的な金額は、各課程・講座の「よくある質問」を確認してください。
その他、証明書の発行や教員免許状の発行申請において費用が必要となります。
『教職課程・資格講座 履修要項』をもらえますか?
毎年配付している各学部の『履修要項』とは別に、教職課程・資格講座の必要単位や科目を記載した『教職課程・資格講座 履修要項』を作成し、「教職課程・資格講座登録ガイダンス」を受講した学生にのみ配付しています。入学年度ごとに作成しており、卒業まで同一の冊子を使用し続けます。
KONECOで行った課程・講座登録の取消や追加は可能ですか?
可能です。前期(8月頃)と後期(2月頃)の年2回、登録済みの課程・講座登録の変更期間がありますので、KONECOで手続きしてください。ただし、前期は追加のみで、取消は後期にのみ可能です。
また、実習や体験にすでに申し込み済みの場合には、KONECOでの手続きだけでなく、教務部2番窓口に相談する必要があります。
教職課程・資格講座に関する必要手続き(ガイダンス受講を含む)において、指定期間に手続きできなかった場合にはどうすればよいですか?
教職課程・資格講座に関する各種手続きは、特に厳正に取り扱っています。したがって、期間外の受付は一切できません。
指定期間に手続きを行わなかったことで、資格取得に必要な実習等を行えず、取得希望の資格を卒業までに取得できないケースが多発しています。各種手続きのお知らせは、指定期間の約1か月前を目安にKONECO連絡事項でお知らせします。
卒業までに必要単位を全て修得できなかった場合はどうなりますか?
科目等履修制度を利用して不足単位を修得することで、免許状や資格(社会福祉主事を除く)を取得できます。
科目等履修については、こちら(学部)を確認してください。
教職課程・資格講座の担当窓口はどこですか?
教務部2番窓口教務部課程講座係)です。連絡先は本ページ最下部に掲載しています。

教職課程について

取得できる教員免許状は何ですか?
所属学科・専攻ごとに、取得可能な教員免許状の学校種・教科が異なります。
詳しくは以下を確認してください。
学科・専攻別取得可能な教員免許状教科
教員免許状を取得するためには、卒業に必要な単位数とは別に何単位修得する必要がありますか?
所属学科・専攻と取得を希望する教員免許状の校種・教科によって異なります。
例えば、歴史学科の学生が中学校「社会」の教員免許状の取得を希望する場合、卒業に必要な単位数とは別に少なくとも50単位強の修得が必要となることに加えて、3週間の教育実習と7日間の介護等体験が必要となります。
複数教科の教員免許状取得を目指す場合は、必要な単位数も増加するため、計画的な履修が必要です。
費用はどのくらいかかりますか?
中学校教員免許状取得希望者は、教育実習費として20,000円(4年次4月頃)、介護等体験費として13,000円(3年次4月頃)が必要です。
高等学校教員免許状のみ取得希望者は、教育実習費として15,000円(4年次4月頃)が必要です。
実習費・体験費には、受入先への謝礼金の他に、必要な通信費や印刷費等が含まれています。
その他、教員免許状の発行申請において1教科あたり3,700円の申請料が必要となります。
*上記費用は全て2024年度時点のものです。
所属学科・専攻では取得できない校種・教科の教員免許状を取得したい場合はどうすればよいですか?
取得を希望する教科の教員免許状を取得可能な学科・専攻への転部・転科・転専攻や、卒業後に科目等履修で取得することが一般的です。
本学で取得できない免許状(小学校教諭や体育の免許状等)を希望する場合は、卒業後に他大学等で取得することが一般的です。
それぞれの事情に応じて様々な方法がありますので、教務部2番窓口に相談してください。
教員採用試験の倍率はどのくらいですか?
文部科学省や各自治体のホームページを参照してください。合格の倍率は学校種や教科によって異なり、自治体によっては、中学・高校両方の教員免許状を所持していなければならない等の受験条件を設定していることもあります。
早い段階での確認をお勧めします。
海外留学を考えていますが、教職課程との両立は可能ですか?
留学の時期や期間によっては、卒業までの4年間では教員免許状が取得できない場合があります。
教育実習の時期や各種手続きにも影響がありますので、留学を検討している方は教務部2番窓口に早めに相談してください。
教育実習とは何ですか?
実習校の指導教諭の下で、教師としての体験を積むことを指します。教科の指導に加えて、学校経営・管理・学級経営・生活指導等も含まれます。
原則として、出身の中学校または高等学校に依頼して、4年次のおおむね5月~11月の間に2~3週間、取得予定の免許教科について実習を行います。
教育実習の準備はどのように行えばよいですか?
実習希望校への実習依頼方法は、実習前年の3~4月頃に行う「教育実習前年ガイダンス」で案内しますので、必ず受講してください。未受講の学生は、翌年の教育実習に派遣できません。
また、教職課程資料室(第1研究館5階)には、過去の実習生が作成した学習指導案や実習に向けてのアドバイスが多数残されています。ぜひ一度訪ねてみてください。
介護等体験とは何ですか?
中学校教員免許状取得のために必須とされる体験活動です。原則として3年次に体験を行います。

障がい者や高齢者と交流し、幅広い体験をすることで、個人の尊厳や各人の価値観の相違を認識することを目標とします。原則として3年次に、社会福祉施設(老人ホーム等)で5日間、特別支援学校で2日間、計7日間の体験に参加します。

体験前年の11~12月頃に行う「介護等体験前年ガイダンス」を必ず受講してください。未受講の学生は、翌年の介護等体験に参加できません。
介護等体験Q&Aはこちら

学校図書館司書教諭講座

学校図書館司書教諭とは何ですか?
学校図書館の運営・活用について中心的な役割を担う教諭のことです。学校図書館司書教諭の資格は、教員免許状の取得を前提とし、教員として学校図書館業務を担当する際に必要となります。
公共図書館や大学図書館等で働く際に必要な「図書館司書」資格とは異なりますので、注意してください。
詳しくはこちらを確認してください。
取得の要件は?
必修5科目(10単位)を全て修得した上で、「学校図書館司書教諭講習修了証書」を申請する必要があります。加えて、教員免許状を取得していなければ、修了証書を取得しても有効とはみなされません。
修了証書の申請は、4年次の指定期間に申込を受け付けています。
なお、卒業と同時に修了証書を受け取るためには、3年次終了までに必修5科目を全て修得しておく必要があります。4年次の履修を以って必修5科目を修得した場合には、修了証書の発行は卒業から1年後となります。
費用はどのくらいかかりますか?
資格取得のための実習がないため、実習費としての費用は必要ありません。
ただし、教員免許と異なり免許状がなく、文部科学省が発行する「学校図書館司書教諭講習修了証書」が資格取得の証明となります。修了証書取得のための申込料として2,200円が必要です(4年次)。

社会教育主事講座について

社会教育主事とは何ですか?
社会教育主事とは、都道府県および市町村の教育委員会や、地域で社会教育を担当する組織(公民館、青少年教育施設、生涯学習施設等)で従事する公務員のことを指します。様々な教育・文化事業の企画・運営のほか、公民館・図書館等の社会教育施設の職員や、青少年団体・PTA等の社会教育関係団体活動者への助言や指導を行うことを職務とします。

社会教育主事資格は任用資格であるため、任用資格を取得しただけでは社会教育主事を名乗ることはできません。任用資格を取得した上で、公務員として採用され、社会教育に関する業務に1年以上従事して初めて社会教育主事を名乗ることができます。

詳しくはこちらを確認してください。
取得の要件は?
必修5科目16単位と指定3分野から1科目以上ずつの計24単位の修得が必要です。
「社会教育実習」(3年次生以上が対象)を履修するためには、実習前年度中に修得しなければならない科目があります。したがって、「社会教育実習」を含む必要科目の単位を全て修得するためには最低2年以上が必要です。
費用はどのくらいかかりますか?
「社会教育実習」の履修年度4月頃に、実習費15,000円(2024年度時点)が必要です。
実習費には、受入先への謝礼金の他に、必要な通信費や印刷費等が含まれています。
その他、証明書や記念証書の発行を希望する場合には、別途費用が必要となります。
社会教育実習とは何ですか?
各自が出身地の教育委員会または大学指定の実習先に依頼して、14日間以上の実習を行います。
実習内容は、社会教育に関して多岐にわたります。

博物館学講座について

博物館学講座とは何ですか?
博物館学講座では、「学芸員」資格が取得できます。

学芸員とは、美術館、郷土博物館、歴史資料館、科学館、植物園、動物園等の「博物館」において、資料の収集・保管・展示を行う専門職員です。具体的には、実物・標本等の展示や解説を行い、利用者に対して様々な助言や指導を行います。また、催しの企画や講演会での講義、現地での調査・研究も行います。

本学博物館学講座では、考古・歴史をはじめとする人文系諸分野を専門領域とする学芸員養成を主眼としています。

詳しくは、こちらを確認してください。
取得の要件は?
必修11科目20単位と選択必修8単位の計28単位の修得が必要です。
「博物館実習(館園)」(3年次生以上が対象)を履修するためには、実習前年度中に修得しなければならない科目があります。したがって、「博物館実習(館園)」を含む必要科目の単位を全て修得するためには最低2年以上が必要です。
費用はどのくらいかかりますか?
各博物館実習の履修年度に、以下の実習費(2024年度時点)が必要です。実習費には、受入先への謝礼金の他に、必要な通信費や印刷費等が含まれています。
「博物館実習(学内)」......3,000円
「博物館実習(館園)」......17,000円
「博物館実習(収集)」......45,000円
その他、証明書や記念証書の発行を希望する場合には、別途費用が必要となります。
博物館実習とは何ですか?
「博物館実習(学内)」......学内の禅文化歴史博物館等において、資料の取扱いや調査研究方法を学びます。
「博物館実習(館園)」......学外の博物館において、実習体験を行います。
「博物館実習(収集)」......現地収集調査を通じて、博物館資料の収集方法を習得します。
学芸員採用の倍率はどのくらいですか?
学芸員は、やりがいのある仕事だけに希望者が多く、正規採用されることは相当困難です。
企業への就職や公務員・教員としての就職等、学芸員以外の進路も考えておく必要があります。

社会福祉主事講座について

社会福祉主事とは何ですか?
社会福祉主事とは、都道府県および市町村の福祉事務所等で従事する公務員のことを指します。

社会福祉主事資格は任用資格であるため、任用資格を取得しただけでは社会福祉主事を名乗ることはできません。任用資格を取得した上で、公務員として採用され、福祉事務所等に配属されて初めて社会福祉主事を名乗ることができます。

公務員に採用されて活かされる資格ですが、社会福祉の基礎的な学習をした目安とされることから、高齢者施設、児童福祉施設、障がい者施設等の社会福祉施設において、社会福祉主事任用資格取得者を希望する求人も見受けられます。

詳しくはこちらを確認してください。
取得の要件は?
必修科目「社会福祉の原理と政策」(2020年度以前入学生は「社会福祉原論」)と選択2科目の計3科目の単位を修得することが必要です。
大学在学中に単位修得することが必要ですので、卒業後に科目等履修制度を利用しての取得はできません。
費用はどのくらいかかりますか?
資格取得のための実習がないため、実習費としての費用は必要ありません。
証明書や記念証書の発行を希望する場合には、費用が必要となります。

担当(お問い合わせ先)

教務部課程講座係(教務部2番窓口)
〒154-8525 東京都世田谷区駒沢1-23-1
03-3418-9120
FAX:03-3418-9114
kyoushoku(a)komazawa-u.ac.jp
※(a)を@に変更してください。
取扱時間:月~金 9:00~18:00 土 9:00~12:00
※夏季休業期間中は平日9時~17時のみ。全学休業期間中は受付なし。

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