駒澤大学学生支援に関する基本方針
駒澤大学（以下、本学）では、建学の理念のもと、自分の道を見つけ出すための"よりどころ"として、こころ（自分と向き合い、学びと繋がりを通して心を育む）・まなび（多元的・学際的な学びによる多様な知と、専門性の追求による最先端の知）・つながり（様々な価値観や広い社会につながる、豊かで温かな人的ネットワーク）をコンセプトに諸活動を展開しています。このコンセプトを実現するため、修学支援、生活支援、進路支援、正課外活動支援の4つの方針に基づき、多様な学生への支援を実現すべく、全学的な教職協働による学生支援体制を整備します。
1.修学支援の方針
- 学部・研究科等と各部署が連携し、学生が学修を円滑に進めていくことができるよう環境を整備します。
- 入学から卒業（修了）までの学びの記録を蓄積・可視化することにより、学生の成長を促します。
- 成績不振学生、留年者、休学者及び退学者等に関する情報を継続的に把握・分析し、指導及び助言を適切に行います。また、学生の能力に応じた補習教育・補充教育を実施し、学修意欲の維持・向上を図ります。
- 各種資格講座や留学、ボランティアなど、学生の積極的な学びを後押しします。
- 各種奨学金の充実により、経済的に困窮した学生には学業機会の継続を保障し、学ぶ熱意があり能力の高い学生には学業奨励に資する支援を整えます。
2.生活支援の方針
- 構内環境の美化やバリアフリー化、防犯対策等に取り組み、学生が安全・安心に生活できる快適な大学づくりに努めます。
- 学生が様々な価値観にふれ、豊かな人的ネットワークを築くことができるよう、構内の施設・環境を整備します。
- 保健管理センターを設置し、医療の専門的立場から、健康の保持・増進、応急処置、感染症対策並びに精神衛生に関する指導と教育を行います。
- 学生相談室を設置し、カウンセラー等の専門員による相談体制を整備し、修学上又は日常生活上の諸問題について助言・指導を行います。
- 各種ハラスメントへの相談窓口を設け、学生の人権を保障するとともに、問題解決に必要な措置を迅速かつ適正に講じます。
3.進路支援の方針
- 卒業後に自立した人間として社会に貢献するために、学生一人ひとりに寄り添った進路支援を行います。
- 正課教育と正課外教育のプログラムを連動させ、全学的なキャリア教育の体系化を図ります。
- キャリアセンターを設置し、専門性の高いスタッフによる、学生一人ひとりの状況に応じた面談を実施します。
- キャリアガイダンスや就職支援講座等を開催し、進路・就職を意識したキャリアづくりの体制を整備します。
4.正課外活動支援の方針
- 学生が自発的に活動し、個人の資質や能力を発展させる場を積極的に提供します。
- 学生支援を推進する組織において、学生同士のピア・サポートによる主体的・協働的な学び合いの場を広げ、学生の成長を支援します。
- 専任教職員による部長・顧問制度を設け、学生の自主的な活動が安全に行われるよう支援します。
- 研究・文化・体育活動等で顕著に活躍した学生を表彰します。
以上