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朝鮮語

アンニョンハセヨ!「朝鮮語」講座のぺ一ジヘようこそ!

ここでは、「朝鮮語IA/IB」「朝鮮語II」の講座について、よくある質問にお答えします。「朝鮮語」の講座は、2002年に開講されましたが、だんだん受講者が増えていて嬉しいですね。では、質問の答えに入りましょう!

1.「朝鮮語IA/IB」と「朝鮮語II」はどう違うのですか?

まず、「朝鮮語IA/IB」はまったく初歩の人がとる授業として、いわゆる入門のコースと言えます。つまり、文字である「ハングル」を覚えることから始まります。授業は週に2回(IA/IB)ありますが、経験者の話によると、両方いっしょに取ったほうが効率的だそうです。「朝鮮語II」はIA、IBを終えて、初級から中級への段階として学びますが、授業は週一回です。

2.一年間勉強したらどのぐらい話せますか?

そうですね。まず、入門コースの「朝鮮語I」は、最初の一ヶ月間が一番重要な時期です。文字と発音を覚えられるか否かでほとんど勝負が決まると言えます。その一ヶ月間を乗り越えると意外とスムーズに進みます。それは基本文法において驚くほど二つの国の言語が類似しているからです。知らないうちにあいさつ言葉や自己紹介はもちろん、簡単な会話が話せる自分にビックリするかもしれませんよ。
「朝鮮語II」では、初級で学んだ基本文法と語彙をもって、基本文型の表現演習をしていくので、日常の基本会話が話せるようになるでしょう。

3.言語ばかりではなく韓国・朝鮮についても知りたいですが。

日韓共催のワールドカップ以来、両国の様々な分野での交流も深まってきました。実際、授業の前に行われるアンケート調査の結果を見ても、皆さんの韓国に対する関心は幅広いもので、映画や音楽はもちろん、食文化や歴史、地理、伝統衣装などにも興味を持っている人が多いようです。このような皆さんの関心分野を考慮に入れ、大学では韓国の文化や情緒などを理解するためのL・L教材を備えており、授業中にも副教材、ビデオ、映画等で、生き生きとしたことばを学ぶ機会もあります。とにかく皆さんの知的好奇心にも応えられるよう努力しています。

4.朝鮮語を勉強して、おもしろい点というのはどんなところですか?

ハングルは表音文字なので子音と母音の字母がわかれば、すべて読めます。英語のように単語の発音を知らなければ読めない、ということはありません。また、いわゆる漢字文化圏という共通性から、日本語に近い音の単語もあるというおもしろさもあります。ある程度ハングルがわかってきたら、東京のコリアンタウンと言える新宿の職安通りを歩いてみてください。あっちこっちに見える看板がとにかく「読める」という達成感が得られます。

5.韓国の歌が好きになったんですが、ハングルを覚えてもうまくついていけないのはどうしてですか?

それは、日本語に比べて母音の数が多い(21個)ことが一番大きい理由だと思います。でも、好きな歌を繰り返して聴いたり、授業のとき、先生の真似をして練習したりするうちに徐々に難しい発音もできるようになります。
韓国のことわざの中に、「シザギバニダ」(始まりが半分だ)という言葉があります。つまり、物事は始めさえすれば、成就したも同じだという意味です。好きになったことで、あなたはもう一歩進んだことになるのでしょう。

6.韓国料理を食べに行ったら、そこに韓国人グループがいて、お酒を飲むたびになぜか横を向いて飲むような印象を受けました。それは韓国独特の習慣ですか?

いいところに気がつきましたね。それは昔から韓国の杜会に深く根付いている「儒教思想」と関わりがあります。つまり、目下の人が目上の人の前で酒を飲むのは失礼なこととされるため、直接見えないように後ろや横を向いて飲むのが礼儀とされているのです。それから、次の酒を注ぐときは完全に空くまで待ってから注ぐのが、韓国の酒の席でのマナーです。
日本と韓国は、似たような文化を持っていながら、違うところがあるのがおもしろいですよね。だからこそ、言語をはじめとして、お互いを理解するための交流が必要だと思います。まだまだ、話したいことがいっぱいありますが、それは授業のときにお話ししましょう!

(宋美玲)

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