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人文科学研究科 国文学専攻

概要と特色

国文学専攻は, 1952年に,駒澤大学で最も早い専攻の一つとして修士課程を開設し,これまでに200名を超える修士号取得者を送り出してきました。 博士後期課程は1967年に開設され,出身者は大学・短期大学の専任教員をはじめとして,各地,各方面で活躍しています。

修士課程(定員5 名)は,国語学,古代前期(上代)文学,古代後期(中古)文学,中世文学,近世文学,近現代文学,漢文学のそれぞれの分野に演習科目と講義科目を配置し,原則としてどの分野の専攻希望者にも対応できる体制を整備しています。講義科目で「広く」学習し,演習科目で「深く」研鑽を積んで修士論文の完成を目指す,というのが国文学専攻修士課程の基本スタイルです。博士後期課程では,それぞれの指導教員の研究指導のもとで高度の研究能力の修得に努めます。

国文学専攻に在学する大学院生は,全員が「駒澤大学大学院国文学会」の会員となります。この国文学会は,院生自身の研究成果の発表の場として年刊研究誌『論輯』を自主的に(大学が財政援助をしています)編集発行し,また修士論文執筆中の院生を中心にした「大学院秋季研究発表大会」を毎年1回開催して切磋琢磨しています。さらに国文学科主催の「国文学大会」には,大学院国文学会も協力団体として運営に加わるとともに,現役の院生と修了生が研究発表を行います。このほかにも『論輯』の合評会や内部討論会,自主的な研究合宿等,「厳しさ」と「温かさ」とが両立する院生相互の関係の構築と発展を目指す工夫がなされ,また外部の学会や研究会に積極的に参加する気風が定着しています。

人材養成目的

修士課程

国文学専攻は、国語学・国文学・漢文学に関する分野における研究能力、または国語学・国文学・漢文学に関する高度の専門性を要する職業等に必要な、高度の能力を有する人材の養成を目的とします。

博士後期課程

国文学専攻は、国語学・国文学に関する分野における研究者として自立して研究活動を行い、国語学・国文学に関する高度に専門的な業務に従事するために必要な、高度の研究能力およびその基礎となる豊かな学識を有する人材の養成を目的とします。

入学者受入方針

修士課程

国文学専攻修士課程は、専門分野に関する学士課程レベルの基礎的知識を修得し、大学院入学後も主体的に研究に取り組む明確な目的意識と熱意を持った入学者を求めます。国語学・国文学・漢文学の各分野において、幅広い教養と深い学識を身に付け、研究・教育を始めとした各分野で先導者として個々の能力および高度な専門知識を社会に発信する意欲を持った人材を求めます。
こうしたことに対する理解を持った受験生を適正かつ公正に選抜するため、国文学専攻の特性に応じた入学者選抜を行います。

詳細については、こちらをご参照ください。

博士後期課程

国文学専攻博士課程は、研究領域に関する専門的知識や研究技術を身に付けた学生のうち、博士課程に入学した後も主体的に専門知識を深め、研究活動を行う明確な目的意識と熱意を持った入学者を求めます。国語学・国文学・漢文学の各分野において、幅広い教養と深い学識を身に付け、研究・教育を始めとした各分野で先導者として個々の能力および高度な専門知識を社会に発信する意欲を持った人材を求めます。
こうしたことに対する理解を持った受験生を適正かつ公正に選抜するため、国文学専攻の特性に応じた入学者選抜を行います。

詳細については、こちらをご参照ください。

単位互換協定校

鶴見大学/日本大学

指導教員一覧【2025年度入学試験(2月)】

国文学専攻 指導教員一覧(393KB)

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