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ドイツ語セミナー

ハンブルク大学・ドイツ語語学セミナー

ハンブルクの街

街の名前がハンバーグの語源にもなったハンブルクは、ドイツで2番目に大きな街です(1番はもちろん首都のベルリンです)。そう聞くと大阪くらいの街を想像してしまいますが、人口は180万くらいなので、ちょっとした都会くらいの規模です。

港町として知られていますが、実は海には面しておらず、エルベ川という川沿いにあります。ハンザ同盟の中心地として古くから商業により栄え、特に倉庫街は有名です。それに加えて、川沿いのフィッシュマルクト(魚市場)やアルスター湖なども散策するのにもってこいです。語学セミナーは8月に開催されるので、夕方に外で食事をするのもおすすめです。なにせこの時期のハンブルクの日没は夜の9時すぎになりますから。

授業について

授業は8つのレベル別に分かれており、事前に日本でクラス分けのテストを受けることになります。授業はもちろんドイツ語で行われ、文法や会話、聞き取り練習など内容も多岐にわたります。ついていけるかどうか自信がない......という人も、恐れることなかれ。授業の後には日本人講師による補講が行われ、わからなかったことは日本語で質問することができます。さらにこのセミナーの特徴は、2人の参加者につき1人のドイツ人学生のチューターがつくというところにあります。このチューターさん、ドイツ語の勉強のお手伝いをしてくれるばかりではなく、空港への出迎えから、はたまた日常生活の相談までありとあらゆることに対応してくれます。基本的には日本人学生には日本学を専攻している学生がついてくれるので、お互いに勉強になるはずです。また、勉強だけではなく、近くにあるリューベックの街への小旅行など様々なアクティビティも準備されています。

1番下のクラスは初めてドイツ語を学ぶ人向けなので、あらかじめドイツ語を履修していなくても参加できますが、日常生活に必要な単語や言い回しなどは、出発前に私たち駒大教員による事前学習会でみっちり勉強しておきましょう。

生活について

期間中は学生寮で生活することになります。部屋は一人部屋ですが、キッチンやシャワーなどは共用です。自炊が基本なので、できれば何か作れるように心の準備はしておいたほうがいいと思います。当然のことながら炊飯器はありません。どうしてもお米が食べたい......と思って、なぜかヨーグルトの隣にあったReis(米)のカップを買ってみたら、米に牛乳と砂糖を入れた、ものすごく甘いデザートだった、なんてことも起こりえます(友人の体験談です)。寮によって異なりますが、ちょっとしたパーティーができるような談話室があるところもあり、寮生のくつろぎの場になっていたりします。もちろん寮にはドイツ人学生や様々な国からの留学生も住んでいます。キッチンや談話室で会った時には、勇気をもって話しかけてみてください。

語学セミナーの1カ月は、きっと何物にも代えがたいものになるはずです。現地で暮らさなければ見えてこないドイツの姿をぜひぜひ自分で体験してみてください!

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