令和元年度第2回FD研修会
9月20日(金)に、令和元年度第2回FD研修会を開催しました。
今回は、講師として筑波大学・広島大学・桜美林大学名誉教授である山本眞一氏をお招きし、「FD活動の意義と現状」をテーマに研修を行いました。
第1部では、山本氏の専門分野である「高等教育システム論」と「教育社会学」の観点から「大学改革と教職員の新たな役割~大学の質保証のためのFDと教職協働を視野に~」をテーマにご講演いただきました。
FDの背景や現状の分析、アメリカと日本の教職協働に対する体制の比較など広範囲にわたる視点からFDについて学びました。
第2部では、講演を踏まえて「本学におけるFDの現状と課題」をテーマにパネルディスカッションを行いました。
FD推進委員会小委員会委員長の佐々木真教授がコーディネーターを務め、ご講演いただいた山本眞一氏のほか、本学副学長である日笠完治教授、FD小委員会副委員長である内藤寿子准教授、FD小委員会委員・石橋直樹講師がパネリストとして登壇いたしました。
学生がより成長できる環境を整備すること、教職協働に必要な要素とは何か、また実際に学生と向き合う先生方の教育に対する疑問や気づきの共有など白熱した議論が展開されました。
多くの先生方、また後援である世田谷プラットフォーム加盟校の先生方にもご参加いただき、教職員共に今後に期待するFD活動の在り方や教職協働について考え、本学が取り組むべき大学の質保証に関して意見交換のできた有意義な研修会になりました。
山本 眞一 氏
【専門分野】
高等教育システム論・教育社会学
共催:駒澤大学FD推進委員会・駒澤大学大学院FD推進委員会
後援:世田谷プラットフォーム