禅文化歴史博物館The Museum of Zen Culture and History

第9回 ふれあい禅寺めぐり 『大本山總持寺~御移転百周年を行く~』

その他の催事
Date:2011.10.29
参禅寮・三村老師のご法話
参禅寮雲水による諸堂の見学
中食の精進料理

恒例のふれあい禅寺めぐり。今年は、神奈川県横浜市鶴見区の總持寺(そうじじ)をたずねました。
總持寺は、元亨元(1321)年に瑩山禅師(けいざんぜんじ)により、能登国櫛比荘(現石川県輪島市門前町)に開創され、永平寺とともに曹洞宗の両本山として並び称されています。明治31(1898)年の火災をきっかけに、鶴見の地へ移転することになり、同44(1911)年11月5日に移転遷祖式が行われました。
總持寺を禅寺めぐりで訪れるのは3度目となりますが、今回は移転法要を1週間後に控えた独特の雰囲気の中で行なわれました。
午前は、本学歴史学科教授である廣瀬 良弘先生の講和と参禅寮の三村老師の法話を拝聴した後、参禅寮雲水により諸堂をご案内いただきました。また坐禅の指導も受け、中食(=昼食)という精進料理をいただきました。午後は、当寺宝物殿にて開催中の御移転100年記念「總持寺宝物展」を拝観し、境内の散策を行ないました。
21名もの方々にご参加いただき、ありがとうございました。

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