Q&A
- 多くの予備校がある中で、法学研究所の講座を受ける意味はあるのですか?
- 予備校の受講費用は大変高額で、その授業内容は多くの場合マスプロ教育です。
場合によっては、講義のビデオを見せられるというケースさえあります。
しかし、法学研究所では、少額の年会費(1年目は15,000円、2年目以降は10,000円、社会人は1年目は30,000円、2年目以降は20,000円)で、受講者それぞれの個性に合ったマンツーマンに近い形で授業がおこなわれています。
どんな初歩的な質問にも親切に応じてもらえ、討論もでき、時には叱咤・激励してもらえる、そんなコミュニケーション中心の授業こそ受験学習に必要といえるでしょう。
とくに法律学は、人とのコミュニケーションを前提とする学問ですから、このような授業の意義は非常に大きいといえます。
- カリキュラムを大幅に改編したということですが、その趣旨は何ですか?
- 法学研究所として、法学部生としてのリテラシー教育への一層の注力や、現在学生が持っているニーズへの更なる対応を図るべく、2019年度より新しいカリキュラムにより授業を行うことといたしました。
2019年度の新しいカリキュラムでは、1年生を想定して「初めての憲法入門」、「初めての民法入門」および「初めての刑法入門」、2年生を想定して「重要論点 憲法」、「重要論点 民法(総則・物権)」、「重要論点 民法(債権)」および「重要論点 刑法」を通年科目として開講し、学生が法学に興味をもって2年次以降も継続的に学習を積み上げることで、希望する進路に向けての実力を蓄積することを企図しています。
3年生を想定して、進路別に様々な講座を開講します。
(1)ロースクール進学志望者を対象に、学部での学習を踏まえた重点項目の講義として、「良くわかる 民事訴訟法」、「良くわかる 刑事訴訟法」、および「良くわかる 商法・会社法」(いずれも通年)を開設するほか、ロースクール入試や司法試験予備試験の過去問研究を行う「論文試験対策」(半期)を開設します。
(2)公務員志望者を対象に、「良くわかる 行政法」(前期)および「短答式問題対策」(後期)を開設します。なお、短答式問題対策は、司法試験予備試験や司法書士試験などにも対応しています。
また、司法書士試験も念頭に置いた基礎力養成講座として、「プラスアルファ法律学 不動産登記法」を開設します。
さらに、研究所会員のニーズに応える有料(別途)の試験対策講座として、論文試験対策基礎記述式講座、および論文試験対策上級答案練習講座を開設します。