禅文化歴史博物館The Museum of Zen Culture and History

企画展「東皐心越と水戸光圀~黄門様が招いた異国の禅僧~」2015.10.5~11.13

企画展示室
Date:2015.10.14

今回の企画展の主人公は中国からやってきた禅僧・東皐心越(とうこうしんえつ、1639~1695)と、水戸黄門のモデルとしておなじみの徳川光圀(1628~1700)です。
明出身の心越は、王朝が明から清に変わる際の戦乱を避けて来日しました。すぐれた禅僧であり、類いまれな文化人であった心越の名声は、やがて光圀の耳に届き、水戸に招かれました。
心越の禅は曹洞宗寿昌派として独特な禅風を築きました。また心越が日本に伝えた文化には七弦琴・篆刻・目薬などが知られ、数多くのすぐれた書画も残しています。
今回の企画展では、心越が開いた寿昌山祇園寺(茨城県水戸市)と、心越の弟子が開いた少林山達磨寺(群馬県館林市)からの特別出品により、心越と光圀の交流や、心越の禅、文化、絵画墨蹟の世界を紹介します。

期 間

2015年10月5日(月)~11月13日(金)

 ※10月17日(土)、31日(土)、11月1日(日)
 ※一部展示資料は、11月21日(土)まで

開館時間 10:00~16:30(入館は16:15まで) ※入館無料
休 館 日 土・日曜日 10月15日(木)・29日(木)・30日(金)
場 所 当館2階 企画展示室
後 援 世田谷区教育委員会
特別協力 寿昌山祇園寺(茨城県水戸市)、少林山達磨寺(群馬県高崎市)
主な展示資料
東皐心越自画賛頂相
東皐心越自画賛頂相
(部分、祇園寺蔵)
東皐心越自刻印
東皐心越自刻印
(祇園寺蔵)
徳川光圀自筆書状
徳川光圀自筆書状
(祇園寺蔵)

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駒澤大学禅文化歴史博物館事務室(10:00~16:30)
TEL:(03)3418-9610
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