新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴う「駒澤大学教育研究振興募金」へのご支援に対する御礼
平素より、駒澤大学に対するご理解とご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
本学では、令和2年度に、新型コロナウイルス感染防止対策を講じる中で、学生への教育研究活動を維持するための緊急対策の一環として、5月よりオンライン授業の受講環境・通信環境の整備費用等に充てられるよう、全学生を対象に1人5万円の奨学費として「緊急修学支援金」を給付しました。令和3年1月20日をもって緊急修学支援金の申請受付および給付が終了し、総額7億495万円を14,099人の学生に支給することができました。
曹洞宗、駒澤大学教育後援会、駒澤大学同窓会をはじめ、同窓生、学生保証人、寺院、取引企業、教職員等の皆様方には、急激な社会変化で経済不安の只中にもかかわらず、「駒澤大学教育研究振興募金」に多大なるご賛同を賜り、心温まるご寄付を頂戴しましたことに衷心より御礼を申し上げます。コロナ禍において、学生の不安が少しでも解消され、安心して学ぶことができる環境を提供するための支援として活用させていただいております。新年度に向けましても、学生の健康管理や安全性に十分配慮しながら、教育研究活動の歩みを着実に進めて参る所存です。
また、令和3年1月2日・3日に開催された「第97回東京箱根間往復大学駅伝競走」では、陸上競技部が13年ぶり7度目の総合優勝を果たすことができました。これもひとえに皆様方からのご支援の賜物と、重ねて御礼申し上げます。
さて、その陸上競技部や、Jリーガーを多数輩出しているサッカー部等の練習拠点である玉川キャンパス内のグラウンドを、令和3年1月から4月までの間、8年ぶりとなる陸上トラック張替え及び人工芝張替え等の大規模な改修工事を行っています。玉川グラウンドは、部活動のほか体育の授業でも多くの学生が利用しており、学生たちが安心して運動を行い、安全に健やかな身心を鍛えるためには、定期的なメンテナンスが必要不可欠となります。
つきましては、未来を創る学生たちのために、「玉川グラウンド改修事業」への皆様方のご理解とお力添えを賜りたく、引き続き「駒澤大学教育研究振興募金」を通じたご支援とご協力をお願い申し上げます。
駒澤大学学長
長谷部 八朗