文学部歴史学科の「考古学発掘実習Ⅰ・Ⅱ」の授業の一環として校外実習が行われました
Date:2023.09.22
研究・授業
総務部 総務広報課
文学部歴史学科考古学専攻 寺前 直人 教授、角道 亮介 准教授、藤野 一之 講師の指導のもと、「考古学発掘実習Ⅰ・Ⅱ」の授業の一環として、夏季期間中に校外実習が行われました。
奥沢城跡測量調査
7月31日(月)~8月9日(水)の期間に行われた「考古学発掘実習Ⅰ」では、東京都世田谷区にて奥沢城跡の測量調査を実施しました。
奥沢城跡は中世の館跡であり、世田谷区指定史跡に指定されています。参加した学生たちは主体的に測量調査を行い、土塁の規模や形状の特質などの考古学的な情報を得ることができました。
新沼窯跡確認調査
9月1日(金)~9月15日(金)の期間に行われた「考古学発掘実習Ⅰ・Ⅱ」では、埼玉県鳩山町にて新沼窯跡の確認調査を実施しました。
奈良・平安時代の須恵器や瓦を大量に焼成した新沼窯跡に関連する工房の発見を目指して、近隣地域の確認調査を行いました。調査は合宿形式で行い、学生・教員間で議論を重ねながら調査を進めました。
調査成果は、今後の作業を進めながらまとめられます。