学生が卒業生にインタビュー ~世田谷区役所 菅沼先輩 編~

経営学部公認学生団体KOSMOSによる卒業生へのインタビューシリーズです。

前回は総合広告代理店の岩下先輩にお話を伺いました。今回のシリーズ2回目は、世田谷区役所で活躍する菅沼 雄一先輩(市場戦略学科 2011年卒)です。就職を考えるときに大事なこととはなんだったのでしょうか。

以下学生からの記事です。

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駒澤大学 経営学部公認 学生団体 KOSMOSは、卒業生の方々とのつながりの強化や学生間の交流促進を目的に学生が主体となって活動しています。
今回は、卒業生の方々のつながりの強化の一環として、5名の方に卒業生インタビューを行いました。現在就職活動中の3、4年生や今後就職活動を控える2、3年生の学生の皆さんのお役に立てたら幸いです!

2人目は、世田谷区役所の菅沼 雄一さん(2012年3月卒業)のインタビューをご紹介いたします。
2022年8月22日に、森元遥香さん(経営学科3年)、佐藤千佳子さん(経営学科3年)、土屋尚暉さん(経営学科1年)、笹島時乃さん(市場戦略学科1年)がzoomにて、インタビューを行ないました。以下、インタビューの内容です。

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質問内容

①仕事について

Q1.現在、どのようなお仕事をされているかについて

元々は民間企業でお仕事をされていたそうですが現在は転職し、世田谷区役所に籍を置きながら東京都後期高齢者医療広域連合という組織に派遣されているそうです。そこで事務のシステムを運用管理しており、システム開発などのIT系の業務を行っているとお話しされていました。仕事は地味だが、周囲の自治体や国がやっていることを注視し、自分の知らない分野を知り、日々新しい発見があるとお話しされていました。

②就職活動について

Q1.就職活動の思い出(○○が大変だった...印象的だった...)について

公務員への転職の際はオリンピックに向けてや、民間企業の景気が良くなっていたため、採用数が多かった時期で、比較的に就職活動は楽だったそうです。しかし、新卒時代の就職活動はリーマンショックや東日本大震災の直後であり、企業は採用数を減らしていたため、内定がもらえず就職活動自体に大変苦労したとお話しされていました。

Q2.その業界、会社に興味を持った理由やきっかけについて

新卒時代は元々、衣食住関係の仕事に就きたいと考えていたそうです。お父様が自営業で建築関係の会社を営んでおり、それを見ていた経緯もあり、住宅関係の企業に就職しましたが、自分のこれからのキャリアについて考え、過去に興味があった公務員試験を受けようと決めたそうです。


 
Q3.就職活動で大事だと思うことについて

なぜその企業を受けるのかという理由を明確にし、そこで働く自分を想像して、その企業でやりたいことを言葉にできるようにすることで自信にも繋がるそうです。

 
③大学生活について

Q1.大学時代の思い出について

大学時代に経営学部市場戦略学科の菅野先生のゼミに所属していたそうで、ゼミ内で市場調査を行った際に、インターネット上でのアンケートツールを使用するのではなく、公園や街頭で直接インタビューを行ったことが印象に残っているそうです。またこの経験は社会人になってからの営業活動で活かされたとのことでした。

Q2.大学時代、こうしておけば良かったな...ということについて

サークルや飲み会など学生のうちに経験できることをして、もう少し遊んでおけばよかったとお話しされていました。

④駒澤大学の学生にメッセージ

就職活動にこだわらず、自分がこの先何をしたいのかを考え、周りに流されずに自分のやりたいことを見失わないでください!とのことでした。


⑤最後に

お忙しい中、インタビューを快く承諾してくださり、大変感謝しています。初めてのオンラインでのインタビューということもあり、私自身とても緊張していましたが、菅沼様の優しいお人柄に緊張もほぐれ、貴重な時間を過ごすことが出来ました。また、民間企業と公務員を経験されているからこそのお話しも伺うことができ、滅多にない機会を頂戴し、大変勉強になりました。就職活動を控えた身として、働くことに対するモチベーション向上にもつながりました。今回お話しいただいたことを意識し、今後の就職活動に生かしていきたいと思います。菅沼様、ご協力いただき有難うございました。

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次回は、データセクション株式会社の安斎奈々さんのインタビューをご紹介いたします。
どうぞお楽しみに♪

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(H.O.)