学生が卒業生にインタビュー ~総合広告代理店 岩下先輩 編~
経営学部公認学生団体KOSMOSによる卒業生へのインタビューシリーズを再開します。
2018年に授業「現代マネジメント」で、学生が卒業生にインタビュー企画を行いました(斎藤先輩編、車田先輩編、佐藤先輩編、國分先輩編)。このたび、卒業生の方々とのつながりの強化のため、KOSMOS学生自らが企画運営し再開する運びとなりました。
再開第1回目は総合広告代理店で活躍する岩下 響 先輩(2016年 市場戦略学科卒)です。岩下先輩はKOSMOSの前身KOMACを運営されていたとのこと。
以下学生からいただいた記事です。
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駒澤大学 経営学部公認 学生団体 KOSMOSは、卒業生の方々とのつながりの強化や学生間の交流促進を目的に学生が主体となって活動しています。
今回は、卒業生の方々のつながりの強化の一環として、5名の方に卒業生インタビューを行いました。現在就職活動中の3、4年生や今後就職活動を控える2、3年生の学生の皆さんのお役に立てたら幸いです!
1人目は、総合広告代理店で働いている岩下 響さん(2016年3月卒業)のインタビューをご紹介いたします。
2022年8月24日に、篠原 莉奈さん(経営学科3年)がzoomにて、インタビューを行ないました。以下、インタビューの内容です。
質問内容
①仕事について
Q1.現在、どのようなお仕事をされているかについて
総合広告代理店のマーケティング部署でお仕事をされているそうです。
Q2.やりがいや大変なこと
・仕事のやりがいについて
クライアントによって様々な扱う商品が異なるため、まったく飽きることなく仕事を進めることができることを挙げられていました。また、それに伴い、色々な会社のプロフェッショナルの方々と一緒に仕事ができることがやりがいを感じるとのことでした。
・大変なこと
1つの商品にしても、携わっている関係者が多いため、その中で仕事を進めて行くのは大変な時もあるとお話しされていました。また、働き始めた時は、色々な業界の知識を身につけなければいけないため大変だったとお話しされていました。
②就職活動について
Q1.就職活動の思い出(○○が大変だった...印象的だった...)について
就職活動は、自身の性格が短期集中型だったということもあり、少し遅い3月からスタートしたとお話しされていました。
Q2.その業界、会社に興味を持った理由やきっかけについて
「自分のアイデアによって、世の中を笑顔にしたい」という思いがあり、これが叶えられる仕事は何かと考え、テレビ局や広告代理店を見ていたそうです。また、自分の考えを褒めてもらったり、評価されたりすることが自分の喜びだったともお話しされており、大学生の時には、YouTubeに動画を投稿をして表現活動も行っていたことがあるとのことでした。
また、会社を探す際には、
・事業領域が限定されておらず、幅広く仕事ができる会社であること
・日本全国に発信できること
を条件としてあげ、探していく中で現在の勤めている会社に出会ったそうです。
Q3.就職活動で「これ役に立ったな」ということについて
就職活動で役立ったことや、よかったことに関しては、2点挙げられていました。
(1) 自分が何がやりたいかを明確にできたこと
大学生活を自分の興味があることに時間を使って、様々な経験をした結果、自分のやりたいこと、自分の好きなことを明確にさせることができたことが、就職活動でも活かせたとお話しされていました。その中でも、ゼミ活動が一番印象的だったとのことでした。
(2) 合同企業説明会で様々な業界の話を聞いたこと
合同企業説明会で、自分の興味のある業界の会社から興味のない業界の会社まで片っ端から話を聞いて回ったとお話しされていました。そして、毎回「仕事で何が一番楽しいですか」と同じ質問をしてそれぞれ比較することで、自分の好きなこと、やりたいことを明確にすることができたそうです。また、そのおかげで、エントリーシートなども書きやすかったとお話しされていました。何より、楽しみながら活動できたとお話しされていました。
Q4.就職活動を行う上でどんなことが大切だと考えているかについて
背伸びをせず等身大の自分でいた方がいいとお話しされていました。背伸びをした自分のまま就職をしても、今後、働くのに苦労することも増えるため、等身大の自分で就職活動をすることが大事だと思うとのことでした。
就職活動において、相手の立場になって考えることが大切だとお話しされていました。「どう伝えたら、相手に自分の良さが伝わるのか」と客観的な視点で見れるかどうかが重要であるそうです。また、落ちてしまったときも、「自分ダメなんだ...」と考えすぎるのではなく、「この会社にはご縁がなかったんだな」と気負いすぎないことが大切とお話しされていました。
③大学時代について
Q1.大学時代の一番の思い出について
大学時代の一番の思い出は、青木ゼミでの活動とのことでした。2,3,4年全員で同じプロジェクトに取り組んだことが印象に残っているそうです。現在でもゼミの同期や先輩、後輩ととても仲良くされているそうです。また、ゼミでの年の違う人とグループワークやプレゼンテーションを経験したことが今の仕事にも活きているとのことでした。
Q2.大学時代、こうしておけば良かったな...ということについて
大学時代は、自分のやりたいと思ったことや好きなことに時間を使っていたため、現在振り返って、これやっておけばよかった...ということは特にないとお話しされていました。
私生活やバイト、ゼミでの活動など、様々なことにチャレンジできたことで充実した大学生活を過ごせたとのことでした。
④KOSMOSについて
岩下さんがKOSMOSの立ち上げのメンバーだったということもあり、当時のことについてお話を伺いました!
現在は、KOSMOSという名前で、経営学部生のために活動をしている学生団体ですが、当時は、KOMACという名前で、青木ゼミのプロジェクトの1つで立ち上げた組織だったそうです。主に、卒業生の方とつながりを持つことを目的として、卒業生を招いた講演会の企画運営などを行っていたとのことでした。そこから、経営学部全体のために活動をしようと言う流れになり、現在のKOSMOSになっていったそうです。また、KOMACでは、東日本大震災で被災した地域の復興の手助けにと、宮城県石巻市でとれたお米を学食で提供するなどの活動も行っていたとのことでした。
⑤駒澤大学の学生にメッセージ
大学生という時間をぜひ有効活用して欲しい。自分の興味を持ったことを深めるもよし、勉強するもよし、友達の輪を広げるのもよし、自由な時間がある大学生だからこそできることはたくさんあると思う。そして、楽しみながら大学生活を送ってください。とのことでした。
⑥最後に
岩下様にお話を伺い、時間のある大学生のうちにいかに、自分から行動に移せるかが大事ということを改めて学びました。就職活動の取り組み方についても勉強させていただきました。また、KOSMOSの誕生秘話についてのお聞きすることができたのもとても印象的でした。岩下様、ご協力いただき有難うございました。
次回は、世田谷区役所の菅沼雄一さんのインタビューをご紹介いたします。
どうぞお楽しみに♪
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(H.O.)