学生が卒業生にインタビュー 東急リバブル 車田先輩 編

今週も「現代マネジメントVII」の学生による駒澤大学卒業生へのインタビューをご紹介します。

前回の森永市場開発の斎藤先輩に引き続きまして、今回は東急リバブル株式会社の車田 優太さん(2016年3月法学部法律学科卒業)へのインタビューです。 2018年10月4日に、木崎 智也さん(経営学科3年) と増永 賢司さん(市場戦略学科2年)が車田先輩にインタビューしました。 以下インタビューの内容です。

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1.仕事について(業界・会社・仕事内容など)

東急リバブルは賃貸の仲介、売買、コンサルと多岐にわたる業務を展開しており、車田様が携わっているのは売買業務の営業販売と伺いました。顧客の本当に欲しいものを見極め、最適な物件を提示し、少しでも安く買えるよう売主と交渉、または、逆に売主がなるべく高く売れるよう買主と交渉も行うそうです。1日のスケジュールとしては、9:15より朝礼・清掃をし、10:00~18:00まで営業を行うそうです。朝礼は従来の上からの指示を受けるスタイルとは異なり、物件情報や更地状況など自分で集めた情報を共有するスタイルを採っているそうです。また、接客もしつつ物件情報のチラシの作成及び配布、ホームページに掲載する不動産の内観写真の撮影を行うとのことでした。

2.就職活動について

應援指導部ブルーペガサスの応援リーダー長だったこともあり、学生部から紹介を受け、駒澤大学の不動産関係に就職したOBが集まる「紫門会」で東急リバブルの方と出会い、試験を受け採用されたと伺いました。また、就職活動を行う学生に向けて、企業側から就活生にオファーするタイプのリクルート系サイトに登録することをお勧めされていました。

3.11月17日(土)開催の経営学科2学科体制10周年記念イベントについて

OBOGと触れ合うことで自分の世界は広がるし、何よりも社会人になると年上の方と触れ合う機会は増えるため慣れておく必要があるため、このイベントでは積極的にOBOGと触れ合い、接し方を学ぶのが良いと思うとのご意見をいただきました。コミュニケーション能力は必要不可欠で、人当たりの良さが何よりも大切であり、言葉遣いを気にする人も多いため、社会に出る前にそれらのことを学ぶいい機会だとアドバイスをいただきました。

4.その他

社会とのギャップは大いにあり、大学生の段階ではとても想像できないことが多くあるそうです。例えば、サザエさんを見ると憂鬱になるという気持ちがわかるようになるとのことでした。(車田様は火曜水曜が定休日のため、水曜日のダウンタウンを見るとそう感じるそうです。)また、大学生のうちに経験したほうがいいことはたくさんあるが、海外旅行などは時間がないとできないためお勧めされていました。現地に行くことで見方も変わり、また実際に行って思ったことなどを面接で話せるため就職活動で役に立つそうです。

5.最後に

今回かなり急なお願いをしたにもかかわらず、快諾して頂きました。車田様のお話は私たちの社会人として働くことに対する認識がいかに甘いかを痛感させられるものばかりでした。社会人として働くことはアルバイトの延長のようなものだと思っていましたが、それは全くの見当はずれで、大きな責任を負いながら働くことが、社会人として働くということだと教えて頂きました。このことは今回OB訪問をしないとわからないことでした。もし訪問をせずに社会に出ていたら、厳しい現実に打ちのめされていたかもしれません。だからこそ、今回車田様からご教授いただいたこと、他のOBOGに訪問した友人がご教授いただいたことが無駄にならないよう、この経験をしっかりと胸に留め、これからの行動を考えていきたいと感じました。

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ご協力どうもありがとうございました。

次回は京王観光 佐藤 透 さんへのインタビューです。どうぞお楽しみに。

(H.O.)