コンサルティング業界とは ~Ascent Business Consulting 村山氏が講義~
2024年7月2日の現代マネジメントⅠでは、Ascent Business Consulting株式会社のコンサルティング事業部マネージャー 村山 光 氏をお招きして、コンサルタントの仕事とコンサルティング業界についてお話しいただきました。
「コンサルタントは企業のお医者さんです」と説明する村山氏。そのための資質特性として、専門性と客観性を兼ね備えることで課題解決や時間短縮、外部からの圧力対応などの役割を果たすことを解説されました。
業界の状況については、コンサルティングファームの歴史とカオスマップをもとに解説されました。
その後、Ascent Business Consulting社が手掛けるWeb広告代理店の組織改善やメガバンクの住宅ローン刷新などの事例をもとにお話されました。コンサルティング業の実際の仕事の様子には、多くの気づきがありました。
そんな同社の紹介を同社社長室 佐藤 香帆 氏よりいただきました。成長著しい同社の状況を説明されました。
質疑応答は問題の本質を捉えたものとなりました。「企業の診断で一番最初に見るものは?」という学生からの質問に対して、村山氏は「状況によって必要とされるものが異なる」と続けて例を用いて回答しました。また、「数多くのコンサル会社が存在しているが、飽和しないのか?」については「状況に応じてコンサルティングファームが生まれ、吸収されていった経緯がある。問いに対してはその通り」と業界全体の傾向から説明されました。
学生からの感想には、「コンサルティング業は多様な企業の課題解決を支援するという魅力的な仕事」、「何を学ぶかよりも、学び方を意識することが大事」といったものがありました。
ますます重要性の高まる業界であり、コンサルティング業志望以外の学生にも大きな気づきがありました。
どうもありがとうございました。
(H.O.)