禅文化歴史博物館The Museum of Zen Culture and History

第2回 ふれあい禅寺めぐり 『總持寺編』

その他の催事
Date:2004.06.19
太祖堂での開講諷経
衆寮にて坐禅体験
茶室倚松庵

總持寺は、首都圏では最大の寺院として伽藍とともに禅の修業道場として特に有名です。全国から多くの修行僧が集まり、日々修行に励んでいる曹洞宗の大本山です。
この度は、日ごろみることのできない所を拝観し、總持寺の禅の歴史を学ぶとともに坐禅の体験、精進料理の賞味、茶道文化にふれ、禅の文化を味わう企画でありました。
はじめに大本山總持寺宝物殿館長 納冨 常天 先生より、總持寺の創建やその後のあゆみに関する貴重なお話をうかがい、続いて、太祖堂にて開講諷経。そして、修行僧の案内により、諸堂を拝観し、衆寮にて、坐禅を体験していただきました。
昼食は、精進料理を賞味し、午後からは茶室倚松庵(いしょうあん)にてお抹茶を楽しんでいただきました。
その他、紫雲台(しうんたい)襖絵・庭園の拝観・後醍醐天皇御霊殿・總持寺五院開基墓地・總持寺宝物殿・山門の見学等盛りだくさんの内容でした。
総勢72名もの方々にご参加いただき、緑に満ちた静寂の禅寺で、禅文化にふれ諸堂の拝観を楽しみ、充実した一日を過ごしました。

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