芝崎厚士『グローバル関係の思想史 万有連関の世界認識研究へ』(晃洋書房、2024年)合評会のお知らせ

Date:2024.08.21
駒沢キャンパス 3号館(種月館)6階602教室
開催
2024,09,14

芝崎厚士『グローバル関係の思想史 万有連関の世界認識研究へ』(晃洋書房、2024年)合評会のお知らせ 以下の通り、学術変革領域研究(A)「尊厳学の確立 尊厳概念に基づく社会統合の学際的パラダイムの構築に向けて」B02班(法・政治・国際関係と尊厳)が主催する合評会を開催いたします。 書評対象は、本学グローバル・メディア・スタディーズ学部教授で、本学大学院グローバル・メディア研究科委員長の芝崎厚士先生の、『グローバル関係の思想史 万有連関の世界認識研究へ』(晃洋書房、2024年)です。

概要

「尊厳学の確立」科研においてB02班(法・政治・国際関係と尊厳)の代表をしております、駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部の芝崎です。 『グローバル関係の思想史』は、第I部は「学の確立」、分野横断、異種混淆の可能性をとらえようとする学際的考察、第II部は、学そのもの、あるいは「尊厳」を考える際の背景にある時間・空間認識をどうとらえるか、に関する論考、第III部は、「尊厳」という言葉との「出会い」やペダゴギーにおける社会的な実装について身体性や感性などの視点から掘り下げています。 どなたにとっても「門外漢」的な内容であると同時になんらかの関わりのある同書をさまざまな観点からお読みいただいて、そこから「尊厳学の確立」について何か考えるきっかけとなれば幸いです。いわゆる「文系」「理系」を問わず、ディシプリンのしばりを取り払ってお気軽にご参加いただき、ご自由にお話いただければうれしく思います。みなさんとの「未知との出会い」を楽しみにしています。

芝崎厚士『グローバル関係の思想史 万有連関の世界認識研究へ』(晃洋書房、2024年)合評会
日時 9月14日(土)
場所 駒沢キャンパス 3号館(種月館)6階602教室
アクセスはこちらから
開催方法

ハイブリッド(同時双方向)

公開範囲

セミオープン(関連する他科研メンバーなど)(予定)

共催

基盤(B)グローバル関係論の時間論的基礎付けのための比較理論研究、駒澤大学大学院グローバル・メディア研究科

お申し込み

こちら

プログラム

14:00

開催趣旨説明(芝崎厚士/B02班班長)

14:10

第Ⅰ部 論論・学学(第1章 国際関係研究の将来 国際関係の研究からグローバル関係の研究へ、第2章 ディシプリンの国際文化交渉、日本の国際関係研究とIRの関係史序説、第3章 日本の国際関係研究における「固有の課題」と「共有の方法」 国際文化交渉論の視点から)
書評1 石川健治先生(東京大学、B01班)(15分)
書評2 稲賀繁美先生(京都精華大学)(15分)
著者からの応答および全体質疑(20分)

15:10

休憩

15:25

第II部 空間・時間(第4章 国際関係研究における「帝国」と〈帝国〉、第5章 ウェストファリア史観と国際関係研究、第6章 国際関係研究における時間論 「脱・代入型/脱・脱却型」時政学の理論的展望)
書評1 馬場智一先生(長野県立大学、A02班班長)(15分)
書評2 根岸陽太先生(西南学院大学)(15分)
著者からの応答および全体質疑(20分)

16:15 休憩
16:30

第III部 アート・クンスト(第7章 グローバルな革命のてがかりとしての児童文学 『山椒大夫』と『グスコーブドリの伝記』の比較分析、第8章 「ボブ・ディランという音」と平和学 ポール・ウィリアムズのディラン論を中心に、第9章 Are you experienced? 体験としての音楽 とある授業の実践摘録)

書評1 高木駿先生(北九州市立大学、A01班班長)(15分)
書評2 佐藤壮広先生(山梨学院大学)(15分)
    著者からの応答および全体質疑(20分)

17:20 休憩
17:35 全体討論(20分)
17:55 閉会
18:30-20:30 情報交換会@深沢キャンパス洋館(旧三越迎賓館)(予定)
お問い合わせ atsushis(a)komazawa-u.ac.jp
※(a)を@に変更してください。

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