医療健康科学研究科の井出翔真さんが2つの学術大会で表彰されました
医療健康科学部 佐藤 昌憲・藤田 幸男・中島 祐二朗 研究室の 井出 翔真 さん(医療健康科学研究科修士課程1年)の発表が、7月23日(日)~27日(木)にアメリカ・ヒューストンで開催された「第65回米国医学物理学会(AAPM 65th Annual Meeting)2023 Society of Physics Students-AAPM poster competition」にて「Second Place Award」を受賞しました。
また、9月15日(金)~17日(日)において、広島・広島コンベンションホールで開催された「第126回日本医学物理学会学術大会」にて「大会長賞 銅賞」を受賞しました。
井出さんは、転移性骨腫瘍への定位放射線治療の有害事象である椎体圧迫骨折の発生確率を予測するモデルを開発しました。予測モデルには、高次元の画像特徴量解析をCT画像と線量分布に用いることで抽出した新たな予測因子を用いることで、従来よりも高精度な予測モデルを開発しました。今回の受賞では、その優れた研究成果が認められました。
なお、この研究は東京都立駒込病院との共同研究として行われました。
概要は以下の通りです。
第126回日本医学物理学会学術大会 | |
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表彰名 |
大会長賞 銅賞 |
演題名 |
転移性骨腫瘍への定位放射線治療後における椎体圧迫骨折の特徴量 |
主催 |
公益社団法人 日本医学物理学会 |
大会HP |
AAPM 65th Annual Meeting | |
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表彰名 |
2023 Society of Physics Students-AAPM poster competition Second Place Award |
演題名 |
Radiomic and Dosiomic Modeling to Predict Vertebral Compression Fractures after Stereotactic Body Radiation Therapy for Spinal Metastases |
主催 |
The American Association of Physicists in Medicine |
大会HP |
駒澤大学 医療健康科学部 医療健康科学研究科 医学物理(放射線治療)分野