経営学部の小野瀬ゼミが卒業生をお招きし「デザイナーの仕事」をテーマに講義を行いました
Date:2023.07.14
研究・授業
総務部 総務広報課
経営学部の 小野瀬 拡 ゼミが、7月12日(水)にデザインファームである株式会社Shedの 小林 愛果 さん(2022年経営学部市場戦略学科卒)をお迎えし、「デザイナーの仕事」をテーマに講義を行いました。
小林さんは本学を卒業後、デザイナー・PM(プロジェクトマネージャー)として勤務しており、今回は「デザイナーの仕事」をテーマに、ゼミでの経験やデザイナーを目指した経緯、実際の仕事内容、そしてゼミでの学びがどのように繋がっているかなどを実体験とともにご紹介いただきました。
さらに、現在小野瀬ゼミで行われている世田谷区との共同プロジェクトである「ACP(アドバンス・ケア・プランニング/人生会議)」普及啓発のためのインフォグラフィックス制作に関して、アドバイスの時間も設けられました。
学生たちは色づかいやフォント、レイアウトのまとめ方などについてフィードバックを受け、制作意欲を鼓舞された様子でした。
小林さんからは「AIなどの台頭によって、デザイナーの専門性が薄れつつある傾向がある。自分自身、デザイナーは職人的なイメージがあったが、実際にはクライアントとの調整や共同作業の能力が重要だと思った。経営学部で様々な経験を積んできた方々ならそれを活かすことができるし、デザイナーとして活躍できるチャンスが訪れている。今のうちに課題解決やクライアントの要望を聞くなどの経験を積んでおくことが大切」とメッセージが送られました。
ゼミ生からは「デザイナーになりたいと思っていたので、経営学部での学びが活かせると自信を持てた」、「デザインやアイデアを相手に伝えるのは大変だが、先輩も同じ経験を積んでいることは心強い」などといった感想が寄せられ、学びへの意欲を深めるきっかけとなりました。