経営学部の中野香織ゼミ・武谷慧悟ゼミが「第10回日本広告学会関東部会学生広告論文賞」で金賞・銀賞を受賞
経営学部の 中野 香織 ゼミ・武谷 慧悟 ゼミが「第10回日本広告学会関東部会学生広告論文賞」で金賞・銀賞を受賞しました。
「日本広告学会関東部会学生広告論文賞」は、大学生による広告研究の奨励を目的として毎年開催されている論文コンテストです。第10回となる今年度は、9大学・11ゼミ・39グループの応募があり、中野ゼミ（マーケティング・コミュニケーション研究）が金賞（1位）、武谷ゼミ（サービス・マーケティング研究）が銀賞（2位）を受賞しました。
中野ゼミの受賞論文タイトルは「広告と共に写真を撮る心理的要因が拡散行動に及ぼす影響－OOHの受け手とwith広告の閲覧者の二者に着目して－」（執筆者：中島 良輔 さん（経営学部経営学科3年）、畔原 未空 さん（経営学部市場戦略学科3年）、冨野 桜子 さん（経営学部市場戦略学科3年）、山本 紗千 さん（経営学部市場戦略学科3年）、横山 滉樹 さん（経営学部経営学科3年））です。
本論文では「推し」のアイドルやキャラクターが起用されたOOH（交通広告・屋外広告）と一緒に撮影した写真を「with広告」と命名し、写真を撮影する動機や撮影した写真をSNSで発信する動機などについて、定性/定量的手法を駆使して探究しています。大学生らしい視点かつ意欲的な研究として、極めて高い評価を受けました。
武谷ゼミの受賞論文タイトルは「求人広告の掲載写真におけるユーモアさが宿泊業界に与える影響」（執筆者：角野 光 さん（経営学部経営学科3年）、横堀 ひなた さん（経営学部市場戦略学科3年）、佐藤 理沙 さん（経営学部市場戦略学科3年）、五島 悠登 さん（経営学部市場戦略学科3年））です。
コロナ禍からの回復を背景として、訪日外国人客が急増、宿泊業界においては人手不足の状況が深刻化しています。そこで、本論文では、宿泊業界に適性を有する人材を効果的・効率的に集めるための求人広告の表現を提案し、その有効性を実証的に検証しました。審査員からは、非常に丁寧な論理構成と調査・分析がなされているとの評価を受けました。
中野ゼミの論文は、広告研究の専門雑誌『日経広告研究所報』（23年6月号）に掲載予定です。ぜひ図書館などでご覧ください。
