経済学部の吉田健太郎ゼミが産学連携プロジェクトの一環で「そらマルシェ」に参加
経済学部の 吉田 健太郎 ゼミの学生9人が、「ラ・メゾン」を運営する株式会社ピー・エス・コープとの産学連携プロジェクトの一環としてタルト2種を開発し、11月27日(土)にラ・メゾン センター北店で開催されたイベント「そらマルシェ」での販売を実施しました。
「そらマルシェ」とは、ラ・メゾンを運営する株式会社ピー・エス・コープが契約農場から直接仕入れた農薬不使用の旬の野菜や果物を販売するイベントです。
吉田ゼミでは数年前から株式会社ピー・エス・コープと新商品開発や販売方法の戦略構築について研究を行っており、今回は「ウィズコロナ・アフターコロナにおける飲食業における商品開発・販売戦略」という研究テーマのもと、企業、生産者、顧客までを含めたパートナーシップによる共創価値を作り出していく仕組みを提案するとともに、その提案が有効であるか検証することを目指しました。
吉田ゼミが開発したタルトは、神奈川県産の安納芋と北海道産のカボチャを使用した「~秋の味覚 芋掘り~ 安納芋と栗天下かぼちゃのモンブランプリンタルト」と、山梨県産のラフランス・神奈川県産のアップルキウイ・長野県産のりんごを使用した「~秋の味覚 果物狩り~ 山形県産ラフランスのフレッシュフルーツタルト」の2種類で、「そらマルシェ」での販売当日はセット価格1500円で50セットを完売しました。
参加学生のコメント
1つの商品を生み出すまでにかかった時間や労力が大きく、今回のプロジェクトを通して商品の企画から販売までの大変さを実感しました。しかし、その分商品をご購入いただいた際の喜びや達成感はひとしおでした。
一方で、プロジェクトの目的であった「新たな価値の発信の仕組みとして共創価値を構築していく」という点では、従来販売されているタルトと異なる視点での価値創造まで至らず、課題の残る結果となりました。しかし、課題が明確に見つかったことは、今後の研究や連携企業様のさらなる発展に向けてポジティブな要素と捉え、今後の糧にしていきたいです。
最後に、このような貴重な機会をいただいた株式会社ピー・エス・コープの皆さまや吉田先生、そしてタルトをご購入いただいた皆さまに、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。