経済学部の吉田健太郎ゼミが「うまいもん大学2019」に参加
経済学部の 吉田 健太郎 ゼミが、10月19日(土)・20日(日)に大船ルミネウィングで開催されたイベント「うまいもん大学2019」に参加しました。
「うまいもん大学」とは、大学と食品メーカーがコラボして、テーマに沿った限定商品を開発する取り組みで、今年で5年目の開催となりました。
今回は「大船・鎌倉をイメージしたうまいもん」をテーマに、駒澤大学を含めて8大学×8企業が出展しました。各大学の学生は、食品メーカーと商品コンセプトや顧客ターゲットについて協議を重ね、新商品を企画し、食材の選出や商品デザインの考案、当日の販売までを担いました。
本学からは、アントレプレナーシップ論を学ぶ吉田ゼミの2年生8人がイベントに参加し、株式会社ピー・エス・コープの「ラ・メゾン」とコラボした商品開発に取り組みました。「ラ・メゾン」の顧客ターゲットや催事会場である大船ルミネウィングの客層をフィールドワーク手法を用いて調査し、働く女性をターゲットにした「お疲れ様を召し上がれ、自分へのご褒美タルト」という商品コンセプトを考案しました。
商品コンセプトをもとに、鎌倉の海と山をイメージした「海のタルト」と「山のタルト」の2種類のタルトを制作し、「海のタルト」は水々しいフルーツとヨーグルトクリーム、「山のタルト」は希少価値の高い鎌倉野菜の紫芋やアーモンドクリームを使用し、それぞれ個性を出した商品に仕上がりました。
一個780円という高額のタルトを2日間で440個完売し、8大学の中で売り上げ第1位を達成しました。また、購入者一人当たりの購入額を示す客単価も第1位になったほか、大船ルミネウィングが企画したInstagramの人気投票でも第1位となり、三冠を達成しました。
参加学生のコメント
ゼロベースから新商品を創り上げていく今回の取り組みは、市場や顧客が何を求めているのかを汲み取り、言葉やイラストに表現し、少しづつ形を浮き彫りにしていく、手間と時間と労力をかけた作業でした。苦労したからこそ、お客さまに笑顔でご購入いただいたときに心から達成感を味わうことができました。このような機会をくださった企業の方々、先生に感謝いたします。何より、私たちの商品をご購入し、応援してくださった皆さまに心からお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。