経営学部の中村公一ゼミが世田谷区玉川総合支所のイベントに企画参加しました

Date:2017.10.18 研究・授業
総務部 広報課

経営学部の中村公一ゼミが10月7日(土)、世田谷区玉川総合支所庁舎・玉川区民会館の解体に合わせて開催された「区制85周年 玉川地域のみなさまこれまでありがとうフェスティバル」に企画参加しました。イベントの中で中村ゼミは、「呪われた庁舎からの脱出」というアドベンチャーゲームを企画・運営しました。

中村ゼミでは、「学んだことを社会にも還元しよう」という目標を掲げており、昨年度は、同じ世田谷区の奥沢メキシコ・フィエスタに参加しました。今回の世田谷区役所のイベントへの参加も、地域社会貢献の一貫として実施されました。

イベントを企画した学生の感想

最初にこのイベントのお話をいただいた時に、「解体される庁舎でしかできない、子どもが楽しめる企画をやりたい」ということで、さまざまな要素が盛り込めるアドベンチャーゲームを行うことに決定しました。謎解きや体を動かすミニアクション、お化け屋敷の要素を盛り込みながら、庁舎の地下から4階まで幅広く使用し、参加者には普段入れないような場所を歩き回っていただくことを目的として、全体の流れを構成しました。 

そして、企画のストーリーを「庁舎の解体を進めていくなかで、女の子の霊が邪魔をするため、工事を進めることができない。参加者には探偵となってもらい、謎を解明してもらいながら霊を成仏に導いてもらう。」と設定しました。

約1時間のゲームでしたが、当日は小さなお子さんを中心に、134人の方々にゲームに参加していただき、「楽しかった」「庁舎のこんなところに入れるとは思わなかった」という嬉しい感想をいただくことができました。

今回のイベントで、一つのイベントをゼロから作る大変さを実感しました。そのなかで、ターゲットや特性を生かしたイベントを企画・運営することはとても貴重な体験となりました。玉川地区の皆さんの思い出が詰まった庁舎での最後のイベントを盛り上げられたこと、大きな達成感と充実感を味わうことができました。

経営学部市場戦略学科3年 中村ゼミ長 阿部千春