経済学部の姉歯曉ゼミが新潟県の受託研究「佐渡市羽茂大崎集落活性化事業」の最終報告を行いました

Date:2017.03.27 研究・授業
総務部 広報課

経済学部の 姉歯 曉 ゼミが、今年度の新潟県の受託研究である佐渡市(佐渡島)の山村「羽茂大崎」の集落活性化事業に採択され、1年間受託研究に取り組んできた成果を、3月13日(月)に新潟県庁で開催された最終報告会で発表しました。

コンセプトの中軸を「観光客の誘致やイベント」ではなく、「今集落に住む人の生活の改善」に置き、集落の皆さまの協力を得て、マップやパンフレット、ホームページを作成しました。

また、これまで捨てられていた羽茂大崎の特産物である「そば殻」を生かして島内循環を確立する提案を行い、集落全世帯と集落外に転出した子世代へのアンケート調査を通じて潜在的な帰郷者・移住者の存在を発見するなどの成果をあげました。

この結果は新潟県のホームページのほか、姉歯ゼミの論集にも収録され、一般公開されます。羽茂大崎集落の観光パンフレットは佐渡市役所の協力を得て佐渡汽船、各集会所をはじめとする公共施設に置かれることとなりました。

最終報告会参加者
経済学部商学科 4年 大曽根 美穂さん、2年 田中 勇也さん、2年 塩本 夏美さん、2年 佐々木 蒼一朗さん

新潟県庁での最終報告会の様子

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