ワンダーフォーゲル部がキリマンジャロ(5895m)登頂に成功しました
ワンダーフォーゲル部の 小林 由英 さん(グローバル・メディア・スタディーズ学部グローバル・メディア学科4年)、阿久井 悠太 さん(経済学部経済学科4年)、藤倉 安咲 さん(仏教学部仏教学科4年)がキリマンジャロ(5895m)登頂に成功しました。
2月1日(水)から2月18日(土)まで海外遠征が行われ、2月4日(土)に入山、2月9日(木)に下山の5泊6日の行程で登頂を目指し、2月8日(水)の7時40分にキリマンジャロ最高点であるウフルピーク(5895m)に登頂しました。
ワンダーフォーゲル部は数年間、コロナ禍の影響で思うような活動が出来ませんでしたが2022年、海外遠征の可能性が見えたことを契機に、4年生が部活動での学びを活かし、その集大成としてキリマンジャロ登頂を計画しました。
また、コロナ禍の影響を受け活動ができなくなった学生とOB・OG との繋がりを再構築するため、この計画を通してOB・OG にも協力を仰ぎ、無事に登頂することが出来ました。
学生コメント
登頂にあたり特別に実施したこと
基本的には通常のトレーニングを基本として行っていたため、トレーニング面での特別なことはさほどありませんでした。しかし、長らく行っていない海外遠征であることから、部内に対する周知や、OB・OGに対する支援のお願いを送付すること、OB・OGと共に安全管理体制を考えることなど、次回以降に繋がるような制度や体制面での準備が非常に多かったように思います。
キリマンジャロ登頂について
キリマンジャロは七大大陸最高峰の一角であり、5895mという高度を擁している。技術的には難易度は日本の夏山と大差はないものの、高度の変化による気温の変化(20 度~氷点下10度)、高度や立地などに難しさがある。エベレストやアコンカグアなどこれよりも上級の海外峰を目指すうえでステップアップするためには非常に有効である山であると考えています。
標高については、国内最高峰である富士山を2000m程超えているということでその高度については未知数な部分が多く、高度障害などによる難しさが伴っているように思います。
また、部活としてはかなり久しい海外遠征であり、その体制を整えることや、OB・OG による支援などが、キリマンジャロ登頂に対する期待などの表れでもあると考えます。