「駒澤大学陸上競技部大学駅伝3冠達成報告会」を行いました
3月14日(火)、複合商業施設「二子玉川ライズ ガレリア」にて、「駒澤大学陸上競技部大学駅伝3冠達成報告会」(主催:駒澤大学、後援:世田谷区、協力:二子玉川ライズ・東急株式会社・東急電鉄株式会社)が行われました。
陸上競技部は、「第99回東京箱根間往復大学駅伝競走」にて2年ぶり8度目の総合優勝を果たしたほか、2022年の「第34回出雲全日本大学選抜駅伝競走」、「第54回全日本大学駅伝対校選手権大会」での優勝とあわせ、本学史上初、史上5校目の大学3大駅伝3冠を達成いたしました。
本イベントは、陸上競技部の練習拠点である本学玉川キャンパス近隣にあり、ホームタウンである二子玉川にて、応援いただいた地域の方、ファンの方へ感謝の意を伝えることを目的に企画したものです。
会場では應援指導部ブルーペガサスによるパフォーマンスの披露、練習風景や3冠達成までの道のりを振り返るパネル展示も行われました。
報告会では陸上競技部の部員・関係者が登壇し、 高田 英子 氏(経営学部卒業・フリーアナウンサー)、M 高史 氏(文学部卒業・陸上競技部OB・タレント)による司会進行のもと、大八木 弘明 監督、藤田 敦史 ヘッドコーチ、大会に出場した選手より大会の振り返りや報告を行いました。
終盤にはサプライズゲストとして音楽プロデューサーの 松任谷 正隆 さん、シンガーソングライターの 松任谷 由実 さんが登場し、学生代表と共に大八木監督、藤田ヘッドコーチ、選手へ花束が贈呈されました。
お越しいただいた皆さま、誠にありがとうございました。これからも温かいご声援をよろしくお願いいたします。
大八木 弘明 監督 コメント
本日はお忙しい中、また寒い中、たくさんの方から私どもの報告会に来ていただきありがとうございます。また、企画した方々、感謝を申し上げます。
私たちは3冠を達成しましたが、厳しい1年でした。昨年までは私の中で3冠を目指す気持ちはなかったのですが、今の4年生に「監督、来年は3冠やりましょう」と掛けられた言葉がものすごく私の胸に響き、本格的に4月から選手を指導しました。
チーム自体も世界へ目指せる選手たちが数多く出始めて、「やれるんだ」という気持ちになりました。夏は故障者も多くどうなるかと思いましたが、4年生を中心にチームが一つになり、出雲駅伝では大会新記録、相性の良い全日本駅伝でも3連覇、大会新記録でした。
ですが、一番大切だったのがやはり箱根です。エース格のアクシデントもありましたが、15人の誰を使っても遜色ない組織を作り、一人、一人が成長して良いチームになってくれたので、交代しても自信を持って配置できました。最終的には皆さんも(大会を)観ていたと思いますが、これが優勝できた要因だと思います。マネージャーから選手まで、本当に一生懸命にやってくれました。
地域の方々、お世話になっている皆さまにも一丸となってご協力や応援をしていただきました。これからも私達が愛される強いチームとして頑張っていきたいと思いますので、ご支援ご声援よろしくお願いいたします。今日はありがとうございます。
藤田 敦史 ヘッドコーチ コメント
今回の3大駅伝に限らず、我々の日頃の活動を皆様からご理解をいただきまして、地域を挙げてこのようにご声援をいただき、陸上競技部部員一同、本当に感謝申し上げます。
3大駅伝3冠という非常に良い結果を収めることができましたが、これは私たちだけの力で達成することはできなかった偉業であります。ここにいらっしゃる皆さま方をはじめ、たくさんの方々にご支援、ご声援をいただいた中で達成できた3冠だったと思っております。
大八木は選手たちを「子供たち」と呼び、「子供たちを強くする」という熱意を持っていました。大八木がコーチとして駒澤大学に戻ってきたのが1995年で、私も同年に入学したので「大八木1期生」という呼ばれ方もしますが、私が大学1年生のころからここに至るまで28年間、ずっとそばでその熱意を見ていました。
来年度から監督として大八木から大きな組織を引き継ぎます。私自身ができるのか不安も正直ございますが、一番は大八木の熱意を引き継ぐという強い思いでまいります。私一人の力では難しいところもございますので、引き続き皆様からのご声援とご支援を今後もいただけましたら嬉しく思います。
本日はお忙しい中たくさんの方々にお集まりいただき、お祝いの言葉をいただきました。本当にありがとうございました。
また、3月13日には、大学駅伝3冠達成を記念した特設サイトを開設しました。3大会の記録や出場選手らのコメントを紹介しています。
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