文学部地理学科1年の児玉尚汰さんのチームが「Civictech Challenge Cup U-22」でヤフー賞を受賞

Date:2021.12.15 課外活動
総務部 広報課

文学部地理学科1年の 児玉 尚汰 さんが東京大学、京都女子大学の4年生と結成したチーム『map』が、学生開発コンテスト「Civictech Challenge Cup U-22」でヤフー賞を受賞しました。

この大会は、エントリーした学生がチームを組成し、自分たちの身近にある地域課題や解決したい社会課題を解決するアイディアを考え、実際にその解決に向けたサービスのプロトタイプを開発する実践的な開発コンテストです。夏季休暇の期間を活用してそれぞれがチーム開発に取り組み、10月9日(土)に行われた最終審査会では一次審査を通過したファイナリスト9組がプレゼンテーションを行いました。

児玉さんのチーム『map』は、家族の事情を鑑みた津波デジタルハザードマップアプリ「なみ逃げ」を発表しました。このアプリは、家族でアプリ上の地図をなぞりながら避難経路を作成し模擬的な避難訓練ができることや、危険場所を投稿することによってユーザー間で共有できることが特徴です。
児玉さんは岩手県出身で、東日本大震災の経験から抱いてきた課題意識(災害意識、防災意識の低下にどうアプローチしていくのか、災害弱者になり得る人々をどのように救っていくことができるのかなど)を活かすことのできる機会だと感じ、本大会に参加しました。アプリ開発ではチーム内での議論に加え、ワークショップ、行政機関とのミーティングを実施し、大会終了後も本アプリのリリースを目指して開発を進めています。

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Civictech Challenge Cup U-22最終審査会アーカイブ配信

「Civictech Challenge Cup U-22」公式ホームページ

PRタイムズプレスリリース(10月18日)