禅研究所公開研究会「中国禅から道元禅へ―石井修道先生傘寿記念研究討論会」

駒澤大学禅研究所元所長・仏教学部名誉教授の 石井 修道 先生が、本年8月、めでたく傘寿をお迎えになりました。つきましては、禅宗史研究に多大な足跡をのこされ、且つ禅研究所の興隆にも尽力された先生の傘寿を言祝ぐべく、先生のご研究の展開、影響を主題とする禅研究所公開研究会を開催いたします。

石井 修道 先生のご講演に加えて、先生のご研究の影響を受けた世代の学内外、国内外の研究者に、分野別に先生の禅宗史研究の意義と特徴を紹介し、自分がそこからどういう影響を受け、それをどう継承し発展させているかを語っていただきます。

今もなお精力的にご研究と後進の指導を続けておられる先生にふさわしく、懐旧の集いでなく、今後の禅宗史研究の展望を論じあう未来志向の会にしたいと願っております。

みなさまのご参集を謹んでお願い申し上げます。

禅研究所公開研究会「中国禅から道元禅へ―石井修道先生傘寿記念研究討論会」
日時	2023年10月28日（土）13時30分～
場所	駒澤大学駒沢キャンパス中央講堂
次第	はじめに　13:30―13:40 石井修道先生略歴のご紹介　会の趣旨についての説明 第一部　記念講演　13:40―15:10（90分） 石井修道先生「道元の日本達磨宗批判再考」 第二部　報告と討論　15:30―17:00（発表60分：15分×4人　討論・質疑30分） 「石井禅宗史学の継承と発展」 ①唐代禅から宋代禅へ（小川隆・駒澤大学禅研究所） ②宋代禅宗史―思想史（土屋太祐・新潟大学） ③宋代禅宗史―制度と文献（張 超・フランス高等研究院） ④道元禅（頼住光子・東京大学） ⑤石井修道先生による応答と討論 むすび　17:00―17:10

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