リーグ2戦目! 惜しくも開幕から連勝ならず
関東大学テニスリーグ(女子第60回)の第2戦が8月27日駒大玉川キャンパスで行われた。連勝を目指して挑んだが2勝5敗で法大に敗れた。
スコア | |
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駒大 2-5 ☆法大 |
ダブルス | |
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D1 | |
●穴田琴音・宮本雪凪 0(3-6,4-6)2 ○贄田佳穂・砂田未樹 | |
D2 | |
●白石真里名・横田真央 1(5-7,6-3,6-10)2 ○上伊倉理子・中込笑愛 |
シングルス | |
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S1 | |
○宮本雪凪 2(3-6,7-6,6-3)1 ●砂田未樹 | |
S2 | |
●白石真里名 0(3-6,5-7)2 ○贄田佳穂 | |
S3 | |
●田村瑞姫 0(2-6,5-7)2 ○夜野光利 | |
S4 | |
●吉井あかり1(6-3,0-6,4-6)2 ○上伊倉理子 | |
S5 | |
○穴田琴音 2(6-3.,7-5)0 ●松井七乃花 |
◆戦評
D1の穴田琴音(歴4)・宮本雪凪(国3)ペアは、序盤は自分たちのミスで得点を落とし、劣勢の展開が続き、そのまま第1セットを落とす。何とか巻き返しを図りたい第2セットだったが、序盤も第1セット同様流れが掴めず嫌な流れが続く。中盤になると次第に強烈なショットやボレーが決まりだすが、最後まで相手の正確なショットなどにやられストレート負けで終わる。D2の白石真里名(営2)・横田真央(社2)ペアは第1セットこそ落とすか が、第2セットでは横田の強烈なストロークや白石の正確なショットで第2セットを奪う。ファイナルタイブレークにもっていったが、相手の正確なショットなどにやられ惜しくも勝利とはならなかった。
青学大戦同様にダブルスを2つ落としてしまった駒大。ここまで苦戦が強いられていたS5の穴田だったが、序盤から強気な攻めで相手を圧倒する。第1セットを6-3で奪うと第2セットは、相手にも押される展開が続き、ゲームカウント5-5までもつれるも最後は2ゲームを連続でとり、7-5で勝利する。S1の宮本は、第1セットは相手に押され落とす。第2セットも相手に押される展開が続くが、粘りのテニスで第2セットを奪うと第3セットは、宮本が圧倒し勝利をおさめる。しかし、S2の白石、S3の田村瑞姫(国4)、S4の吉井あかり(営4)が敗れたため2勝5敗で終えた。
次戦は8月30日対立大戦が駒大玉川キャンパスで行われる。
◆インタビュー
◆江口淳一監督(62)
ーー対戦相手の印象は
「インカレからメンバーが揃っているなと感じていた。昨年のリーグ戦では、あまりリーグ戦に向いていないのではないかと思っていたが、インカレで見た時にかなり仕上がっていて、強いなと思っていた。ホームでの試合だったので、負けてしまったことは残念だった。けが人や体調不良者が出てしまってチームの士気に不安要素が入ってしまったと感じた。ダブルスが機能してないので考えていきたい」
ーー試合全体を振り返って
「ダブルスが練習の50パーセントも出ていないように感じる。すごくもったいなく感じる。シングルスは、ダブルスで1つでも取れればもっとシングルスはよくなると思う」
ーーここまで苦戦していた穴田選手がシングルスで勝てたことは大きいのではないか「穴田は単複で頑張ってくれている。1年生のときは、体調が悪くなりがちだったが、自分で体質改善やトレーニングを積んだことで2試合をこなしてくれている。みんな穴田のように考えでやってくれているが、少し心の面で弱いところ出てしまっていると感じる」
ーー次戦に向けて
「勝たないと3部との入替戦になってしまう。法大が2勝で専大も2勝してるらしく、東国大と勝ち数が並ぶと大変なのでここからまた頑張っていきたい」
◆吉井あかり(営4)
ーー対戦相手の印象は
「すごくキレイなテニスをしてきたのでラリー戦になることを覚悟して試合に入った
ーープレーを振り返って
「前半はすごくよくて自分から攻めることができていたが、第2セット目から自分の体調面でやられてしまった。ファイナルセットは、みんなの応援のおかげで最後まで粘ることができたが、ファイナルセットを取れていたらまた試合の流れが変わっていたと思うのにあそこで取れなかったのが、課題だなと感じた」
ーーシングルスに急遽出ることになったがどんな思いで挑んだか
「1年生が出る予定だったところで、欠場した1年生も出たかったという思いがあったはずなので、そういう人の思いを持ってやってやると思った」
ーー主将として今後の目標と意気込み
「1戦目から苦しい展開でみんな苦しい中で主将としてチームを盛り上げて、1部との入替戦に進みたい」