会長杯、1年生・松井駿介が優勝を果たす!
第55回会長杯争奪卓球大会が12月4日から5日にかけて富士見市立市民総合体育館で行われた。本大会は2019年に行われた前回大会以降、新型コロナウイルスの影響で開催中止が続いていた。
4年振りに開催された今年は関東学生卓球リーグ1部・2部に所属する大学からAブロックに133人が出場し、駒大の松井駿介(営1)が優勝を果たした。結果とインタビューは以下の通り。
準々決勝~決勝 | |||
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準々決勝 | 松井駿介 | 3-1 | 松尾威吹(埼工大) |
準決勝 | 松井駿介 | 3-2 | 林晃平(法大) |
決勝 | 松井駿介 | 3-1 | 柳澤幹太(明大) |
※2回戦~5回戦は省略
駒大の結果 | |
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国広駿介(国3) | 2回戦進出 |
河野大空(経2) | 2回戦進出 |
下村勘太郎(政1) | 2回戦進出 |
小田島拓翔(仏1) | 2回戦進出 |
奥住祐太(経3) | 4回戦進出 |
小暮桜介(商2) | 5回戦進出 |
松井駿介 | 優勝 |
松井は相手の強打にさらにスピードを加えて返球する"超高速カウンター"が最大の武器だ。福岡県の強豪・希望が丘高出身で、同校の先輩である卓球日本代表の早田ひな(日本生命)選手を目標にしていると話す。
同学年の管琉乃介(経1)や丹羽良(商1)が関東学生リーグ戦や全日学でも活躍する一方、松井は入学後に思うように成績を残せておらず、その悔しさをバネに今大会に臨んだ。
2回戦から5回戦まで順調に勝ち進んで行くと準々決勝でも相手を圧倒し、法大・林との準決勝に挑んだ。第1セットを先取されるなど序盤は苦しい展開となるも、第2セット以降は松井の鋭い強打に相手が対応できず決勝進出を決める。
迎えた明大・柳澤との決勝戦。第1セットを取られたものの、完全にゾーンに入った松井。相手を寄せ付けず最後はバックを狙ったカウンターで悲願の優勝を決めた。
◆インタビュー
――今大会のコンディションは
「今大会のコンディションはとても良く、最高の状態で試合に臨むことができた」
――準決勝を振り返って
「1ゲーム目は相手の粘り強いプレーに対して焦ってしまい、ミスが出てしまった。2ゲーム目からは自分も粘り強くプレーをしようと決め、ラリーでしっかり点を取ることができて勝つことができた」
――決勝戦を振り返って
「優勝者しか来年の全日学に出場できないため、絶対に勝つんだという気持ちで試合に臨んだ。1ゲーム目から先に攻めることができてとても良かったと思う。最後の方は相手に追い上げられたが、最後まで強気でプレーをして勝つことができた」
――優勝という結果を振り返って
「優勝できたことはとても嬉しい。ベンチコーチを務めて頂いた国広先輩のアドバイスや選手、マネージャーの応援が力になって頑張ることができたので感謝しています。今後は全日本選手権があるため、全日本選手権に向けて少しでもレベルアップできるように練習していきたい。そして、本戦では1試合でも多く勝てるように頑張ります」