佐藤佳音が初全国で1勝!全日本女子学生剣道選手権大会
第58回全日本女子学生剣道選手権大会が6月29日武蔵野の森総合スポーツプラザにて行われた。駒大からは佐藤佳音(歴4)が出場した。結果、インタビュー(駒大のみ)は以下の通り。
結果
佐藤佳音(歴4) | |||
---|---|---|---|
1回戦 | ○メ | ● | 鈴木(中部大) |
2回戦 | ● | (延長)コ○ | 百田(国士舘大) |
戦評
5月18日に行われた関東女子学生剣道選手権大会でベスト32入りした佐藤にとっては初の大学での全国大会。駒大の女子からは唯一の出場で、1つでも多く勝ち進みたいところだ。
そんな佐藤の初戦の相手は鈴木(中部大)。佐藤は相手の竹刀を払おうとし、空振りしてしまうも体勢が崩れた隙を見逃さず面で一本勝ちする。
2回戦は百田(国士舘大)との対戦。自ら攻めて惜しい技もあったが、両者譲らず勝負は延長線に突入。延長でも両者なかなか一本が出ない緊迫した展開が続くも、佐藤が面を打ったタイミングで瞬時に百田(国士舘大)に小手を打たれてしまい、一本負けに終わった。
インタビュー
◆佐藤 佳音
ーー今日の試合を振り返って
「今日の試合はめっちゃ緊張した。男子は2人出場するが、女子は1人だけで私のために応援に来てくれている。絶対に負けられないと思って関東の予選よりも緊張した。あまり声も出せず、悔いが残る試合だった」
ーー今日の調子は
「ばっちりだったが、2回戦目の国士舘大との試合でガンガン来る相手なのに研究されていたのか、一回も打って来なかった。やりながら考えてしまった」
ーー全国大会で一本を取り、1勝できたが
「1勝するのが目標だった。とりあえずOK」
ーー2回戦で国士舘大の百田選手に惜しくも負けてしまったが
「相手が打って来ないため、待ち狙いだった。返し胴を小手で一本取られる前に打って来たので、面に見せかけて裏面を打とうと思っていたところを小手を打たれてしまった」
ーー次の大会に向けての目標と夏に頑張りたいこと
「夏合宿は例年は福島でやっているが今年は初めて尾瀬で1週間ある。監督から『力が弱い。押し技を打っても一本にならないところが課題』と言われている。そこで自力を鍛えてしっかり力強い打ちができるようにしたい」