リーグ優勝へ王手 盤石な戦いで無傷の3連勝
第76回関東大学ボクシングリーグ戦第3週が6月10日、後楽園ホールで行われた。結果とメンバーは以下の通り。
試合結果 | |
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〇駒大7-2東農大● |
階級 | |
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試合詳細 | |
Mn | |
〇金谷 WO5-0 柏木● | |
F | |
〇山口 RSC/2R/2'40 岩渕● | |
B | |
●西 ABD/2R/2'16 〇吉良 | |
Fe | |
〇原田 WP3-2 大関● | |
L | |
〇藤田 WP4-1 大橋● | |
Lw | |
〇中山 WP4-1 高橋● | |
W | |
〇久保寺 ABD/1R/1'36 大原● | |
LW | |
〇長尾 WP4-1 八木● | |
M | |
●荒木 ABD/3R/2'14 梁〇 |
◆戦評
リーグ戦の折り返しとなる第3週の相手は東農大。両チームとも開幕から2連勝と流れに乗った状態での対戦となった。1番手でリングに上がったのは、2年生の金谷成留(仏2)。5−0の判定勝ちでチームに勢いをもたらした。続くF級では1生年の山口瑠(経1)が出場。昨年の世界ユース選手権では51キログラム級で3位に入賞した実力そのままに終始相手を圧倒し、RSC勝ち。第4試合ではFe級の原田雪舟(法3)が東農大主将の大関に3―2の執念のポイント勝ち。流れに乗った駒大はその後4連勝。駒大は終わってみれば7−2と圧倒的な実力で東農大を突き放し、見事3連勝を果たした。
次戦は6月24日の東洋大戦。
インタビュー
◆藤田時輝(経4)
――昨年のチャンピオンとの撃ち合いを制したが、試合を振り返ってみて
「とりあえず、昨年のチャンピオンに勝てて良かった」
――試合内容は
「やはり相手はチャンピオンでしたので、ボクシングの技術などのレベルはかなり高かった」
――次戦の東洋戦に向けて
「このリーグ戦は個人競技ではなくて、チーム戦だと思うので、やってきたことを出せば間違いなく勝てると思うので、それを個人でもチームでも出せたら良い」
◆山口瑠(経1)
――今回の試合を振り返ってみて
「大学の試合は今日で3戦目だったが、ちょっとずつ試合に慣れてきたと思う」
――次戦の東洋大戦に向けて
「次の東洋大戦が勝負だと思うので、チームに貢献できるように頑張りたい」
◆原田雪舟(法3)
――今回の試合を振り返ってみて
「ポイントを取っていたと思ったが、案外悪くて、やっている時に満足しすぎたというのが自分的にはあって、もっと貪欲に攻め攻めでいけたらよかったなっていうのは思う。ちょっと自分の中では課題が残る試合だった」
――次の東洋戦に向けて
「相手が強いので、絶対に勝ちたい」
◆久保寺啓太(法4)
――今日の試合を振り返ってみて
「あまり突っ込みすぎないことと自分の距離でやることを意識した。相手の左に行きすぎず前を見てできた。そんなに勝負を早く決めにいかずに、しっかり組み立ててボクシングをすることを意識し冷静にという感じだった」
――次の試合に向けての意気込み
「一番山場の東洋大戦では今日の修正をして次に繋げていきたい」