4連勝を飾るも課題浮き彫りに
関東アメリカンフットボール 秋季リーグ戦第4節 成蹊大戦が11月2日にアミノバイタルフィールドにて行われた。
結果と戦評は以下の通り。
●駒大 BLUE TIDE 29-7 成蹊大 ZELKOVAS〇 | |
---|---|
第1Q | 3-7 |
第2Q | 6-0 |
第3Q | 6-0 |
第4Q | 14-0 |
秋季リーグ第4節の相手は成蹊大。雨が降る中、試合は行われた。
第1Q、駒大がランプレーで着々とボールを進める。#10 加山がフィールドゴールを成功させ、3点を先制。しかし、成蹊大のパスが成功し大きくゲインしたところで、タッチダウンを取られ逆転を許す。
第2Q、#54 井上、#38 三善が相手の攻撃をタックルで確実に阻止する。残り3分、#8 久保がランプレーによるタッチダウンを獲得。成蹊大に攻め込まれる場面もあったが守り切り、9-7で前半戦を折り返した。
第3Q、#17 春日のパスキャッチ成功後、#29 野口がタッチダウンを獲得。成蹊大との点差を更に広げ、完全に駒大優勢のペースに。
最終第4Q開始早々、#0 飯野がランプレーによるタッチダウンを獲得。相手に1点も取らせることなく着々とボールを進め、残り4分、#29 野口がタッチダウン獲得。その後、#0 飯野がツーポイントコンバージョンを成功させ2点を追加する。圧倒的な力を見せつけ、大きく点差を広げたまま試合終了。駒大は29-7で勝利し、これで秋季リーグ4連勝となった。
次戦は11月17日に日本体育大学とアミノバイタルフィルードで行われる。
インタビュー
◆新倉晴彦 監督
ーー今日の試合を振り返って
「日体大戦、青学戦が山になってくるので今回はメンバーを落とし、高い目標値をもって試合に取り組んだ。雨が降っていたということもあるが、スコア的にオフェンスがあと1歩足りなかった。雨が降っていたとはいえ、詰めの甘さがまだあった」
ーー次戦に向けて
「日体大戦、青学戦が山になってくる。抜かりなく練習に励んでいきたい」
◆神崎雄太郎 主将
ーー今日の試合を振り返って
「自分たちの課題だったスロースタートが顕著に出ていた。前半から目標としていた35対0が叶わなかった。それも前半でいけると思っていた上で届いていないから、試合の入り方の意識が、9月に試合が終わってから1ヶ月もあったのに足りていなかったという印象。ただ結果的に勝てたのは良かった。誇れることだと思う」
一一次回の試合に向けて意気込み
「自分たちが上のチャレンジマッチ行くにあたって、日体大、青学と倒さなければいけない相手であり、ここで落とすことは絶対にできない。今日出た課題をあと2週間で全部クリアして、圧倒して勝ちたい」