TOP8早稲田に劇的逆転勝利
関東アメリカンフットボール 春季オープン戦第2節 早大戦が6月2日にアミノバイタルフィールドにて行われた。
結果と戦評は以下の通り。
●駒大 BLUE TIDE 26-21 早大 BIG BEARS〇 | |
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第1Q | 6-7 |
第2Q | 7-7 |
第3Q | 0-7 |
第4Q | 13-0 |
春季オープン戦、第2節の相手は関東1部TOP8に所属する早大。雨が降る中試合が行われた。第1Q試合開始早々、駒大が先制のタッチダウンを決める。しかし、残り3分で早大にランプレーによるタッチダウンとキックを決められ、逆転を許す。第2Q、#8 久保がタッチダウンを成功。続けてキックゴールを決め駒大は7点を追加し、再度主導権を握ったように思われた。しかし、残り数分でまたしても早大にタッチダウンとキックを許し点差が開く。
第3Q、点差を広げたい駒大であったが、再度早大にタッチダウンを決められ早大優勢のペースに。最終第4Q、#5 栗原が早大の攻撃をパスカットし駒大に流れを作る。#0 飯野がランで相手を交わしながらタッチダウンを獲得。勢いに乗った駒大は、その後すぐに#8 久保がタッチダウンを成功。続けて#25 和光がキックゴールを決め7点を獲得。駒大が一気に13点を獲得し早大を突き放す。その後、早大に1点もとらせることなく守り切って試合終了。駒大は早大相手に、26-21で劇的な逆転勝利を決めた。
インタビュー
◇高橋拓久 副主将
ーー今回の試合を振り返り良かった点・改善点
「良かった点は、全員が同じ意気込みを持って試合に取り組めていたこと。改善点は、些細なミスが試合の中で何度もあったこと」
ーー次回の試合に向けて意気込み
「大差をつけて勝てるよう頑張りたい」
◇久保孝香雄 副主将
ーー今回の試合を振り返り、良かった点・改善点
「早稲田大学に勝てたことが1番の良かった点。オフェンス、ディフェンスどちらともやろうとしていたことが出来た試合であったが、細かいミスが目立ったため次回は改善していきたい」
ーー次回の試合に向けて意気込み
「ディフェンスはスリーアンドアウトを目指したい。相手を圧倒させ、大差をつけて勝ちたい」
◇新倉晴彦 監督
ーー悪天候も含め、今回の試合を振り返って
「元々相手は一軍で、来ないというのはわかっていた。完全に下級生というよりはポジションを死にもの狂いで取りに来る子達が出ていた。チャレンジャーであるけども、当然勝ちに行くという試合。ゲーム的にはいい展開ができた。うちがターンオーバー0で、向こうが3つ犯してたのをものにしていたが、最後に余計な反則をしてしまった。強いチームがやることをやれていないので、そこをいい課題として次に繋げたい。」
ーー良かった点と改善点
「良かった点は、悪天候でもターンオーバーがなかったこととオフェンスがいいドライブができたこと。ディフェンスが浮いた球をセットしたり、チャンスをものにできていた。ディフェンスが怪我人だらけで、全然違うポジションの選手が入ったりしてた割には、なんとか大惨事に至らず最後に止めてくれた。ディフェンスがターンオーバーしてるので、大事のところを2回止めてくれたところもよかった。」
ーー次回の試合に向けて意気込み
「次回は下級生を隠し立てがあるので、下級生を出す。しっかりチャンスをものにしてもらえたらなと思う。」
次戦は6月16日(日)に関東学院大学とアミノバイタルフィールドで行われる。