大差をつけて完勝!力の差を見せる
関東アメリカンフットボール 秋季リーグ第3節が10月15日にアミノバイタルフィールドにて行われた。
結果と戦評は以下の通り。
○駒大 BLUE TIDE 45-0 GOLDEN EAGLES ● | |
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第1Q | 14-0 |
第2Q | 10-0 |
第3Q | 14-0 |
第4Q | 7-0 |
秋季リーグ第3戦の相手は上智大。
気温約17℃の肌寒い中、上智大のキックで試合がスタート。開始わずか47秒で#3フレドリックスゴードンが73ヤードから俊敏に相手のディフェンスをかわし、そのまま独走で先制TD。さらにその3分後に続けて、#0金山太陽も同じく独走TD。エクストラ・ポイントも成功させ、第1Qで14-0と一気に上智大との点差を離す。
流れに乗っている駒大は、またも第2Q開始わずか49秒で#3フレドリックスがランでTD。上智大もランで前進を狙うが、駒大のディフェンスの活躍により、確実に相手をブロックし走路を拓かせない。駒大にまたもチャンスが到来し、右サイドから#6久保孝香雄がボールを持ちながらエンドゾーンへと走り込む。しかし、駒大にホールディングの反則が見られ、TDならず。上智大との点差をさらに広げたい駒大は第2Q残り約1分、#31濱井大地がFGで3点獲得。24₋0で前半戦を折り返した。
後半第3Qには、雨が降り出し、人工芝が濡れて、滑りやすくなったためか両チームともに負傷者が相次ぐ。ぐっと気温も下がり、キャッチミスやパスミスでなかなかパスが通らず、攻撃へとつなげることができずに苦戦する。しかし、ランで#7飯野凜人とがTD、#11安藤瑛信からのパスが#87石﨑由悟へとつながりエンドゾーンへと走り込みTD成功し、さらに点差を広げる。
最終第4Q 5分、WRの#18矢崎蒼空がボールをキャッチし、そのまま走り込み一気にTD。しかし、雨ですべりFGの不成功やボールが滑ってキャッチできずで駒大の勢いに乗り切ることができず、上智大の反撃ムードが到来。駒大のエンドゾーンまで残り2ヤードという劣勢の状況が訪れるが、ここはディフェンスがしっかりと阻止し、上智大に1点も与えることなく試合が終了。力の差を見せつけた駒大が45-0で勝利した。
次戦は10月22日に横浜国立大学とアミノバイタルフィールドにて行われる。
インタビュー
◆新倉晴彦 監督
ー一試合を振り返って良かったところは
「数字的なノルマは大幅に超えて達成できたので、そこは良かったと思う」
ーー改善点は
「インフルエンザで欠場した選手がいたのでやりくりが大変で、色々な細かいところがバタバタだったこともあるが、(プレーが)荒いので後半戦はこのような状態であれば負けるので個人技で勝っただけ。前回の試合はすごく丁寧にできたので、今回は荒さが目立った。そこは修正したい」
ーー今日は雨もあってグラウンドコンディションが良くなかったが
「(試合開始時には)雨は上がってたので、途中少し雨が降ったくらいで全然気にしていなかった。1人滑った選手がいたが最近の試合でも滑っていたので、グラウンドコンディションのせいではない」
ーー次戦の横国大戦に向けて
「後半戦の通過点にしなければいけない試合。相手は今年は人数は少ないが、強いし根性もあるので1点差でも勝つということが大事。怪我人を作らないように大事に戦って、後半戦に備えるような試合ができるようにしたい」
◆須田隆之介 副主将(G4)
ーー今日に試合を振り返って
「以前に立てた目標のスコアは確実に越えられたが、内容の部分にフォーカスするとまだ荒い部分があった。今までは試合の間隔が2週間ずつだったが、次は1週間しかないので、横国大戦に向けてよりもっと質の高い練習をしたい」
ーー今日の試合の良かった点、または改善点はあるか
「良かった点は、前半でかなり点差をつけて、後半に控えの選手が出たりと色々な選手が経験を積めたことと、スコア的に相手を圧倒できたところ。改善点は、2次リーグを戦っていく中で、選手層の厚さが重要になってくると思うが、その選手層の厚さが低いところ」
ーー次の横国戦に向けて、目標と意気込みを
「1次リーグ最終戦となる試合で、横国は昨シーズン、一個上のTOP8にいたので、次は必ず厳しい試合になると思う。1週間しっかりと準備をして、チームで一つとなり絶対に勝ちたい」