【紙面連動企画】駒大体育会應援指導部ブルーペガサス 2025年度野球応援インタビュー

(撮影・前田琴音)
駒大の体育会系部活動を応援する活動を中心に行う、駒大体育会應援指導部ブルーペガサス(以下、ブルぺ)。ブルぺを構成するリーダー部、チアリーダー部、ブラスバンド部の各部員に駒大硬式野球部の応援について取材をした。
(インタビューは中央大第2回戦終了後に行った。残すは國學大戦、勝ち点を逃せば入替戦が決まる緊迫した状況)
◆インタビュー
◆柳柚子(法4)
ーー今年度のリーグ戦の応援を通して感じたことは
「春季リーグは大変な試合が多かったが、駒大硬式野球部(以下、野球部)が最後の最後まで諦めずに粘ってくれるところを見て、私たちも最後まで頑張ろうと思える春季リーグだった。春季リーグと秋季リーグの間に野球部がすごく頑張ってくれたので、秋季リーグ1試合目の東洋大戦では春とは比べ物にならないくらい強くなっていて、私たちももっともっと頑張らないといけない、野球部にふさわしい応援をしなければならないと思った秋季リーグだった」
ーー野球応援などをしていて一番大変なことは
「幹部として部全体を統括しているので、ピンチが続くときや失点してしまったときの応援の雰囲気を作り上げるのは大変だが、最近はピンチの時こそ声を出すのを意識して、ピンチのときこそピンチを感じさせない応援を作れている。前まで起きていていた、お客さんとの一体感が崩れることが不安だったが、今では本当に強くなったなと思う部分がある」
ーー國學大戦への意気込み
「野球部との4年間は年間は楽しいことよりも大変なことが多かった4年間だった。入替戦に1年に1回行ったり、2季連続で行ったりいろんなことがあったが、最後は野球部も私たちも笑って終われるような秋季リーグにしたいので、ラスト2戦では絶対に勝たせる応援を作りあげて、野球部には笑顔で引退してほしい。また46代として最後の野球応援になると思うので、そこでも第46代の野球応援の集大成として、部全体で作り上げていきたい。絶対勝つ気でいる」
ーー去年とは違う、春とは違う、神宮球場で応援できることに対しての心境
「神宮球場に戻ってくるのが1年ぶりだった。今まで2部球場でやっていた時期が続いていたので、神宮球場は本当に広いというのが最初に感じたこと。また2部には応援団がいなかったりするので、1部リーグに戻って応援合戦ができて、広い球場でのびのびと応援させていただいた。これからも神宮球場でずっとみんなに応援してほしいし、駒大がいるべき場所だなと感じた」
ーー今回は勝ち点取れなかったが、今回の応援の課題と今後の練習でどうしていきたいか
「今回は集中応援といって全部員が参加していた応援ではあったが、勝たせる応援ができなかったのが一番の課題点。また、勝たせる応援が、応援としてそこまで悪くはなくてもやっぱり野球部を勝たせられなきゃ意味がない。いいプレー、いい試合は必ずいい応援が作ると思うので、まだまだ私たちの納得する応援が出来ていないと感じる。ラスト一節の國學院大戦では、自分たち一人ひとりが全力でやりきったって思えるように、全体集合から気持ちを作って國學院戦に挑みたい」
ーー次にリーダー部について、部活動をやっていて一番驚いた練習メニューは
「練習メニューで驚いたというよりも、練習構成で3パートの中で一番独特だと感じた。 理由はON/OFFがしっかりしている。休憩する時は学年関係なく休憩したり、プライベートの話をするが、最後の締め(〆)練習では一切ミスが許されないので、緊張感走る練習をして、顔を作ったり、怒鳴ったりという環境。休憩の時と練習しっかりやりますのON/OFFがしっかりしていると感じた。練習でON/OFFを作ることは、応援でつながることがたくさんある。普段は学年関係なく、部員としてリラックスして話す。応援の時は集中する。ピンチの時も切り替えて選手を鼓舞するというところにメリハリがある。今後とも続けていきたい」
ーー入部する前後でリーダー部についてイメージの変化あるか
「今まではリーダー部の怒られているところや先輩が怖い顔をしているところしか見ていなかったので、リーダー部はすごい怖いというイメージはあったが、入ってみみると全パートの中で1番人数が少ないということもあって、距離感が近くアットホームに感じた」
◆飯嶌基(営3)
ーー今年度のリーグ戦の応援を通して感じたことは
「最初は全然応援が完成されてない状態だった。春は2部球場でやらせていただいていたが、2部球場ならではの応援、そして今期も神宮ならではの応援というのを見つけるのにだいぶ苦労した。今季、後半の節になっていくにつれて良くなったがまだまだ選手を勝たせられる応援というのはできていなくて、まだ精進できるところがあるなと思っている」
ーー1部ならではの応援、2部ならではの応援というのは、具体的にどんなものか
「神宮球場は広く、伝統的伝統がある球場となっているので、お客さんをどう巻き込むかというのを部全体で考えている。逆に、2部球場の応援形態は比較的小さく、アットホーム感がある。1つの応援を作りやすいが、やはりお客さんが少ない。よりよい応援席を作るにはどうすればいいかを常に考えている」
ーー野球応援などをしていて一番大変なことは
「劣勢の時になると応援指導部部員、お客さんも含む、応援席全体がが落ち着きすぎてしまう点。私はリーダー部だが、全3パートの指揮を高めるっていうのを目標に努力している」
ーー國學大戦への意気込み
「今季は最初に2連勝してから苦しい試合が続いた。まだまだ残留、その次の節に向けて、我々も努力し続けていかなくてはならない。ブルぺ全体で、絶対に勝たせる応援、そして 2連勝して残留できる応援というのを作っていきたい」
ーー今回は勝ち点取れなかったが、今回の応援の課題と今後の練習でどうしていきたいか
「切り替えがあまりできてないことが課題。いつでも全力の応援を届けるのが、我々の仕事だと思っているが、点を取られた時、劣勢状態が続いている時の応援の切り替えを、ピッチャーに対して切り替えていくぞなどの雰囲気を感じられないっていうのが課題である。練習では野球応援の劣勢の状況の想定練習などを含めて全体で課題を改善していきたいと考えている」
ーー次にリーダー部について、部活動をやっていて一番驚いた練習メニューは
「夏合宿での声出しランニング。拍手をしながらジョギングする、その掛け声も面白い。しかし、走りながら拍手するのって本当に辛いところもある。自分は苦手だが、年に数回の練習で面白いと思う」
ーー入部する前後でリーダー部についてイメージの変化あるか
「自分は高校でも応援団をやらせていただいていた。その延長線上で、ブルぺに入った。やはり高校とは熱量が違うというのが第一印象。選手に対していつどこでも全力の応援を届けるというのを、一つの精神として活動できているっていうのが驚いた。その思いに私は共感して、今も活動に励んでいる」
ーーどこの高校で応援をしていたのか
「私立八千代松陰高(千葉県)」
ーーその時はどのような応援が中心だったか
「基本的に大学と同じような応援だが、違うのはやはりチアとかブラスとかが同じ団体じゃないということ。リーダーだけっていうのだからできた応援。今の応援指導部はいろんなパートがいるからできる応援っていうのがあって、どちらにも良さがある。野球や色々なイベントに出ている」
ーー通常練習で大事にしていることは
「リーダー部というのは精神力、技術よりも『気持ち』が大事だと思っている。練習から厳しい状況であったり、厳しい時にどういった掛け声をするか、どういった気持ちで持っていくか、精神力高める気持ちでやってます」
ーー部活をやっていて嬉しいことは
「体育会に結果を残していただけること。野球であったらなんとか残留、優勝争いという感じで結果が出る時。駅伝であったら優勝、3冠取る、入賞できるなど、結果が伴う時に本当に嬉しく、実感が湧く」
ーーリーダー部の制服やブルーペガサスの制服を着て感じることは
「制服はちょっと重い感じ、重い雰囲気があって、普通の生活してても制服着ると、自分が応援指導部なんだという実感が湧いて、気分が上がる」
ーー最後に好きな応援歌は
「やはり『第一応援歌燃えよ闘魂』。ずっと練習中、第一応援歌のエンドレスという、何曲も続ける感じでやる。入部して1番最初に教わった曲でもあり、思い入れがあるので好き」
◆大脇里菜(法2)
ーー今年度の応援活動を通して感じたことは
「春はやはり1部に憧れもあった。私自身神宮に対しての憧れが強くて(神宮で)応援したいという気持ちがあった。2部でもたくさん応援に通って、入替戦でやっと上がれることになって野球部の方もそうだと思うし、私の神宮への憧れの気持ちも叶って、春は嬉しい気持ちだった。秋では後半戦で野球部の粘り強さが目立ってきて、見応えのある試合なども、今までたくさんあったなと感じている。もちろん残留を目指してほしいですが、何より楽しめればいいなという気持ち」
ーー國學大戦への意気込み
「駒大は今、勝ち点1の状態で危機だと思うので、絶対に勝ち点は取りたい。たとえ勝ち点がゲットできなかったとしても、よい思い出になればいいなと思う。リラックスして選手の皆さんも自分たちも楽しめれたらいいなと思う」
ーー野球応援などをしていて一番大変なことは
「駒大より相手チームの方がリードしたり、点を取ったりして、辛い場面などでは応援席の雰囲気が悪くなる。気持ちが下がっているところが出てきてしまうので、そこが辛いと思う」
ーー去年とは違う、春とは違う、神宮球場で応援できることに対しての心境
「東都大学野球連盟に所属している学校は憧れがあると思う場所なので、そこで応援できるというのは緊張感もある。2部とは違う楽しさがある。ドラフト注目の選手も多く、野球が好きな人からすると気持ちが上がる、見入ってしまう場所だと思う」
ーー野球は好きか
「応援してるチームがあるとかそういうわけではないが、幼い頃から野球、高校では甲子園を見ていて野球は身近な存在」
ーー今日は黒星だったが、今回の応援の課題と、今後の練習でどうしていきたいか
「今回とは限らずずっと、守備の時間が長かったりするとどんよりした空気になってしまう。今回、スタンツで失敗してしまって、野球の試合とはまた関係なく、自分たちのことで気持ちが落ちてしまい、応援席自体が少し暗いムードになった。選手にしっかりした応援が届けられないというところが今回の課題だったと思う」
ーーチア部として、演技や応援をしていて楽しい瞬間は
「練習した成果が出る場面、スタンツでもあったり、ダンスでもあったり、成功するとやっていてよかったなっていう気持ちにもなる。自分たちは裏で頑張って、でもその頑張りを表に出すわけでもなく、こういうところでしか見られない。裏の頑張りを知ってほしいわけではなくいが、応援をすごいなと思ってもらえたらとても嬉しいと感じる」
ーー応援活動をしていて、特に楽しいこと感じる競技や場面は
「私は野球応援がすごく好き。自分自身が野球好きっていうところもあると思うし、野球応援ができるところに魅力を感じて、この部活動に入った。4年間頑張っていきたい。優遇という言葉はおかしいとは思うが、一般の方よりすごい人に出会えたり、貴重なお話も聞けるので、すごい有意義な部活動にであると思う」
ーー練習で大事にしてることは
「笑顔、声の大きさ。自分たちが笑顔じゃないと選手にも届けられないと思うので、何より元気でいることを一番大切にしている」
ーー通常練習含めて部活を通して嬉しいこと
「応援している時に、選手や関係者、お客さんに『今日も良かったよ』とか、『いつもありがとう』というたった一言で本当にすごく救われる。自分たちが勝手に応援しているというところもあると思うが、それをしっかり受け取ってありがとうって言ってくれる。そういう感謝の言葉が嬉しい」
ーーチアのユニフォームやスーツなどの制服を着ていて、感じることは
「可愛いニフォームがたくさんあるので、テンションも上がる。私は高校では全く別の競技をしていて、チアに対して可愛いなという憧れとかもあった。今こうやってユニフォームを着ることができて、好きなことができているのは嬉しい。でも制服などを着ると緊張感が生まれる。しっかりしていないとダメな部分もあると思う。将来、社会人になってからでも、生かしていけると思う」
ーー高校では何の競技をやっていたのか
「フェンシングをやっていた」
ーー最後に好きな応援歌は
「飛べよ熱球」
◆小野田花栞(社1)
ーー今年度の応援活動を通して感じたことは
「1年生なので春季1・2部入替戦からの参加だった。先輩たちのすごい応援に付いていくのに必死だったが、ブルぺの応援の力強さを感じたのが春季リーグだった。秋季リーグは実際に自分が活動に参加する立場になってわからないことも分かったが、先輩たちの姿を見て、それに追いつこうと頑張る秋季リーグだった」
ーー野球応援などをしていて一番大変なことは
「野球は試合展開がわからなくなるスポーツなので、実際に自分たちが応援していても、点差がひっくり返ったり、スピード感のある試合だったりするので、それに付いていくのが大変だった」
ーー國學大戦への意気込み
「来週の國學院戦は絶対に落とせない試合なので、全力で選手に届く応援をして、勝ちをとれるよう頑張りたい」
ーーブルぺとして初めての野球応援が終わりつつあるが、どんな気持ちで取り組んできたか
「高校の時から吹奏楽部として野球応援に参加することはあったが、初めて大学で応援団として野球応援をしてきて、選手に向けた応援というのを意識した」
ーー今日は黒星だったが、今回の応援の課題と、今後の練習でどうしていきたいか
「課題は先輩たちに付いて行ってしまっている部分があるので、自分から次の動きを意識して動けるようにすること。演奏面以外でも常に笑顔でいることや大きな声で応援すること、すべての行動面においても自分から積極的に動けるようになりたい」
ーー今担当している楽器(フルート)をやり始めた理由は。
「中学校の時の部活動が吹奏楽部として、フルートをずっとやっていて、高校でも続けて、大学でも続けたいから」
ーー最後に好きな応援歌は
「Rising(陽はまた昇る)」


