関東卓球リーグ1部 連敗を阻止し、最下位脱出!
関東学生卓球リーグ1部・第6戦が24日に国立代々木競技場第二体育館で行われた。今季0勝5敗と後がない駒大は、ともに0勝5敗の筑大と1部残留をかけた大一番に臨んだ。結果は以下の通り。
第1試合 | ||
---|---|---|
岡崎 将大 | 0-3 | 三浦 裕大 |
第1試合に登場したのは1年生の岡崎将大(現1)。先日行われた関東学生新人戦ではシングルスベスト16という成績を残した期待のルーキーだ。
序盤から相手に流れを掴まれて苦しい展開が続き、第1・2セットを連取される。第3セットは開始から3ポイント連取する勢いを見せるも、相手の猛攻を抑えられず惜しくも敗れた。しかし筑大のエースを相手に最後まで諦めない姿勢を貫いた1年生の大きな背中は、確実にその後の試合を後押しする大きな力となった。
第2試合 | ||
---|---|---|
管琉乃介 | 3-2 | 幾石 光 |
第2試合に出場したのはチームのムードメーカー管琉乃介(経2)。本来の力を出しきれず第1・2セットを連取され、後がなくなる。しかし"逆転の駒大"はこの逆境をモノにしてきたチームだ。苦しみながらも徐々に相手を攻略し、完全に管のペースに持ち込んだ。最終第5セットもマッチポイントを1度握られながらも不安な表情を見せずに勝ち切り、流れを引き寄せる大きな1勝をもたらした。
第3試合 | ||
---|---|---|
白山 遼 | 3-1 | 田原 翔太 |
続く第3試合にはカットマンの白山遼(経4)が出場した。多彩なプレーで相手を寄せ付けず第1・2セットを連取し、第3セットでも序盤から大幅リードを奪う。しかし7-6となったタイミングで相手がタイムアウトを取り、その後は巻き返されて惜しくも第3セットを落とす。しかし第4セット目はスーパープレーが連発するなど完全に白山のペースとなり、そのまま勝利をあげた。
第4試合 | ||
---|---|---|
木村飛翔・白山遼 | 3-1 | 三浦裕大・鈴木笙 |
第4試合には木村飛翔(商4)、白山遼のカットマンペアが出場。白山は直前の試合から休むことなく試合開始したが、ペアワークが崩れることなく普段通りのプレーで相手を翻弄した。第3セットこそ取られたものの、全日学ランカーの木村白山ペアが貫録勝ちを収め、駒大の勝利がついに目前となった。
第5試合 | ||
---|---|---|
加藤 渉 | 3-1 | 後藤 大将 |
勝利が目前となった第5試合には加藤渉(経3)が出場した。圧巻のプレーで第1セットを奪うも、その後は相手にリードを許し第2セットを奪われる展開に。筑大はこの試合に負けると最下位(2部降格)となるため、粘り強いプレーで駒大を苦しめる。しかし第3セット以降の加藤は本来のプレーを取り戻し、笑顔も見られた。流れを掴んだ加藤はそのまま2セットを連取し勝利した。
最終戦のゆくえ
25日に行われる最終戦の相手は現在同じく1勝5敗の中大だ。試合結果によって以下のようになる。
中大に・・・ | |
---|---|
勝利 | 6位(1部残留) |
敗北 | 7位(入替戦へ) |
筑大に勝利したことにより自動降格は免れたものの最後の難敵・中大との一戦ですべてが決まる。2019年以来のリーグ戦校歌斉唱が行われる最終日、チーム駒澤が一丸となり代々木の舞台でもう1つ勝利を掴むことができるか、大きな注目が集まる。