経営学部の4ゼミが2024年度合同研究発表会を開催
2024年10月26日(土)に、経営学部の4ゼミによる合同研究発表会を開催しました。参加ゼミは、小本ゼミ(現代企業論)・菅野ゼミ(消費者行動論)・中野ゼミ(マーケティング・コミュニケーション論)・武谷ゼミ(サービス・マーケティング論)です。
合同研究発表会は、「研究者が参加する本物の学会のような雰囲気を学生の皆さんにも体験してもらいたい」という思いから始まりました。コロナ禍の中断期間などを挟みながらも、2019年度から継続的に開催しています(前回の模様:https://www.komazawa-u.ac.jp/gakubu/keiei/blog/2022/10/42022.html)。
研究報告では、「ワーク・エンゲージメント」「サステナブル商品」「生理の貧困」「カスタマー・ハラスメント」など、喫緊の社会課題に関連したテーマが多く見受けられました。いずれも、学生ならではの視点を生かした興味深い報告ばかりです。
報告内容もさることながら、特筆すべきは、学生同士がごく自然に活発な質疑応答を繰り広げていた点です。日々の学習を通じて、「人の話に耳を傾け、自分の意見を述べる」というスタイルがしっかり身についている点を誇らしく思いました。また、「ここがダメだという意見ではなく、自分ならこうするといった、建設的なフィードバックを心がけて欲しい」(小本恵照教授)という期待通り、今後の研究の発展につながる有意義なコメントが多かった点も印象的でした。
閉会式では、各ゼミの指導教員と学生幹事が一言ずつ挨拶し、専門分野の異なる人同士が交流する重要性を再確認しました。今後は、より多くのゼミに参加を募り、益々充実した合同研究発表会にしていきたいと考えています。
(K.T.)