経営学部・塚原ゼミでは，ゼミ生の各々が問題意識を設定し，会計学の学修を通じて得られた知見を活用しながら，企業が公表する財務データをもとにした企業分析を行っております。

　学期中には，知識のインプット（テキストの輪読）とあわせて，ゼミ内でのグループ研究の進捗報告を行ってもらい，前期と後期の学期終わりには，他大学と合同での研究報告会を実施し，学修・研究の成果を発表する機会を設けております。

　2023年度は，前期末（夏休み）に亜細亜大学の積惟美ゼミとの合同合宿を千葉県白子にて行いました。また，後期末には，東洋大学の調勇二ゼミ，専修大学の金鐘勲ゼミとの合同ゼミ「東洋・駒澤・専修学生合同発表交流会」を，専修大学神田キャンパス１０号館黒門ホールにて実施しました。会場設定および当日の進行役を引き受けてくださった金鐘勲先生に，心より感謝申し上げます。

2024年1月30日　専修大学神田キャンパス10号館黒門ホールにて

　関東の3つの大学・ゼミから2-4年生が集まり，企業分析（ケース分析），日経STOCKリーグ応募作品（テーマ投資），アカデミックな研究（卒業論文・実証研究）等，学年・ゼミにより様々な研究報告がなされました。

　参加された学生の皆さんは，期末試験の勉強もある中，前日まで準備に追われ大変だったかと思います。しかしながら，普段はなかなか経験しない規模でのプレゼンテーションの経験から（準備や報告後のフィードバックも含め），得られるものは大きかったのではないでしょうか。

　学生からは，「たとえ類似するテーマであっても，分析の着眼点やアプローチ，そしてプレゼンテーションの方法（報告の仕方）によっても多様なかたちをとることが出来るということに刺激を受けた」という趣旨の感想を多く頂きました。成長につながる貴重な経験になったかと思います。

　前期・後期の合同ゼミは，これから塚原ゼミの恒例行事に育てていきたいと考えております。ご協力くださった皆様，ありがとうございました。皆さん楽しみながら，学んでいきましょう！

（M.T.）