世田谷区×経営学部 「食品ロス削減」アイデアコンペ企画の学内予選を実施
みなさんは日々の生活で、食品を無駄なく消費できていますか?「食べ切るつもりで買ったけれど、量が多くて残してしまった」「買ったことさえ忘れていて、消費期限が切れてしまった...」など、食品を廃棄(ロス)してしまった経験があるかもしれません。駒澤大学が位置する世田谷区では、年間27,300トンもの食品ロスが生じているそうです。
そうした世田谷区の食品ロスを減らすべく、日々奮闘されているのが世田谷区清掃・リサイクル部です。この度、駒澤大学経営学部では、世田谷区清掃・リサイクル部とコラボレーションし、食品ロスの削減に向けたアイデアコンペ企画を実施することになりました。経営学を専門とする学生ならではの視点から食品ロス削減案を提示し、世田谷区の職員の方々よりフィードバックをいただく企画です。
2023年1月31日(火)に開催予定の最終審査会に先立ち、2022年12月19日(月)に最終審査会に選出するチームを決するための学内審査会を開催しました。参加ゼミは小野瀬ゼミ(ベンチャー企業事例研究)、武谷ゼミ(サービス・マーケティング研究)、中村ゼミ(企業の戦略マネジメント)の3つです。いずれのチームも食品ロスという課題に真正面から取り組み、日々の学習成果を生かしたユニーク削減案をプレゼンしていました。
教員4名による審査の結果、中村ゼミから3つ、小野瀬ゼミから1つ、計4つが最終審査会への出場チームとして選出されました。閉会にあたって、「企業と社会」を専門とする村山元理教授(経営学科)よりコメントをいただき、経営学の知見を社会的課題に生かす重要性を再認識することができました。
最終審査会出場を決めたチームの提案は現時点でもユニークなものですが、これから1ヶ月間でさらに磨きをかけて、最終審査会に臨みます。「食品ロス削減のプロ」である職員の方々から、どのようなフィードバックをいただけるのか、今から非常に楽しみです。
(H.O.)