本専攻では、さまざまな福祉分野(児童や障害者・高齢者・低所得者の福祉、医療福祉、地域福祉など)について深く学び、実践的な知識を少人数教育で獲得していきます。同時に、対人援助技術の体系的なトレー二ング等を通じ、時代に沿う多様性を理解し尊重する社会人としての「共感力」「人間力」を高いレベルで身につけていきます。少子高齢化が加速する今、福祉的な感性を持つ人材は幅広い分野で求められており、数多くの本専攻卒業生が、国家資格を得て福祉専門職として福祉施設・機関や病院などで相談援助業務に携わっているほか、福祉系企業や大手一般企業の総合職・一般職として活躍しています。また公務員(一般行政職・福祉職)として採用されるケースも増えています。
1年次からのキャリア教育が充実しています。将来、福祉のプロをめざす人は「福祉専門職系」のプログラムで相談援助の知識・技術を磨きます。福祉の知識を生かして一般社会で活躍したい人は「福祉教養系」のプログラムで自らのキャリアをデザインしていきます。
社会福祉士・精神保健福祉士の両受験資格のほか、社会福祉主事・児童指導員等の任用資格が得られます。本専攻では、国家資格の合格に向けたサポートプログラムに力を入れています。また手話や点字などの福祉技能を身につける授業も充実しています。
学生と教員とのface to faceの環境で、密度の高い福祉教育を行っています。基礎演習・専門演習(ゼミ)では、学生が主役となり、問題解決能力やプレゼンテーション能力を身につけます。福祉実習・演習では、理論と実践を段階的に統合しつつ体得していきます。
どの科目を履修すれば良いのかなぁ? 新入生は心配ですよね。社会福祉学専攻では、福祉国家資格の取得をはじめ自分らしい履修ができるよう丁寧に履修相談を行っています。
大学生活は勉強も大事、だけどそれだけじゃもったいない。先輩たちはどのような学生生活を送っているのかなぁ。サークル、バイト・・・など先輩たちが相談に乗ってくれます。
学外実習に出る前に、実習で必要な知識や技術、実習の心得などについて、教員の丁寧な指導を受けながら体得していきます。
福祉援助は利用者の気持ちに寄り添うことが大切。「ソーシャルワーク演習T」で基礎を学び、「ソーシャルワーク演習U」でより実践的な学びを深めます。
講義科目もテキストの知識だけでなく、障害当事者や福祉現場で働く卒業生などの協力を得て実際に現場で起きている生の学びを深めます。
年度末に行われる「実習報告会」では、配属先の実習指導者を招き、ソーシャルワーク実習・精神保健福祉実習の報告会を開催しています。