"はたらきがい"を求めて ~凸版印刷 代表取締役副社長 大久保氏が講義~
2022年5月10日の「現代マネジメントⅠ」では、凸版印刷株式会社 代表取締役副社長 執行役員 大久保 伸一 氏がご登壇されました。「"はたらきがい"を求めて」をテーマに、オンラインと対面授業のハイフレックス形式での授業となりました。
デジタル化が進み、印刷業界は1991年より出荷額は減少傾向です。しかし印刷は羅針盤、火薬に並ぶイノベーションそのものでした。大久保氏は中長期に目指す姿として、新規事業の比重を50%以上にすることを示されました。凸版印刷では「TOPPA!!! TOPPAN」のフレーズで知られるように、事業領域をDXやSXに拡大しています。
トッパンは従業員を会社の貴重な財産、すなわち人的資本として「人財」と表しています。新しい分野に進出する会社で必要とされる人財は、イノベーションを起こし続けられる存在です。多様な人財がそれぞれの力を出すために「働きがい」が大事になります。これは、SDGsの8「働きがいも経済成長も」の達成に相当します。このため、ダイバーシティ&インクルージョンの推進を中心とした施策が重要であるといいます。
大久保氏は「働きがい推進委員会」や「アートサロン」などの取り組みを説明されました。
こののちに大久保氏は同社での体験談や就職活動で見られるポイントをお話しくださいました。質疑応答では時間いっぱいまでお答えくださりました。
受講者からは「印刷業と聞き想像していた事業よりも、幅広い事業展開をしていることに驚いた」 「働きがいを重視した取り組みは社員の健康維持だけでなくモチベーション維持など、様々なことに良い影響を与える良い取り組みだと感じました」といった感想がありました。
どうもありがとうございました。
今回ご協力くださいました大久保様の凸版印刷株式会社のウェブサイトはこちらです。
凸版印刷 https://www.toppan.co.jp/
(H.O.)