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SPECIAL INTERVIEW

主将 神戸駿介
駒澤大学陸上競技部 主将 神戸 駿介

全員で勝利を心から喜べる
理想のチーム

この1年は今までにないことばかりで、正直に言えば不安が多くありました。グラウンドが使えないこと、マスクをつけながらの練習、外出の禁止等々、苦しかったことを挙げればキリがありません。しかし、その中でも部員一人一人が春の段階から駅伝を目標に勝負をする、このチームならできるという気持ちだけは持っていました。主将として、その気持ちを少しでも後押しできるように考えてミーティングや声掛けをしてきたつもりです。
今年は多くの制限があり、辛かったからこそ監督やコーチ、スタッフを含めたチーム全体がまとまっていたと思います。特に今年はチームとして下級生から活躍できる雰囲気を出していきたいと考えており、今までにあった伝統を少しずつ変えていった結果、学年間の風通しの良い、仲の良いチームができました。振り返ってみて一番嬉しかったのは、全日本大学駅伝・箱根駅伝の2冠を達成したことよりも、箱根駅伝の祝勝会で後輩達が自分たちのために涙を流してくれたことです。それを見て、この1年辛いことや悔しいこともありましたが、自分たちがやってきたことは間違っていなかったと確信しました。
全日本大学駅伝で優勝した時にも感じましたが、走ったメンバーだけでなく、全員でチームの勝利を心から喜べる、理想のチームになれたと思います。そんな最高のチームに主将として携われたことは私の人生の誇りですし、今後の自信にもなりました。
後輩たちは頼もしい者ばかりですから、新チームに不安は無いと思います。戦力は他大学と比べても頭一つ抜きん出ていると思うので、新主将の田澤を中心にまとまって、次も最高の結果を出して欲しいと思います。私もこれからも競技を続けるので、後輩たちに負けないように努力していこうと思います。本当にありがとうございました!

SPECIAL INTERVIEW

主務 青山尚大
駒澤大学陸上競技部 主務 青山 尚大

諦めず、努力し続ける
最高の4年間

この1年間は、コロナ禍の中、とても難しい1年となりました。グラウンドで練習を行うことができないことや、マスクをつけながらの練習など、ストレスになることも多くありました。その状況の中でも、決して腐らずに努力し続ける選手たちを1番近くで見てきて、尊敬の気持ちしかありませんでした。
全日本大学駅伝、箱根駅伝と合計300km以上の距離で襷を繋いできましたが、駒澤大学が先頭を走ったのは、約3kmです。コロナ禍の中で、諦めずに前を向き続けてきた結果だと思います。後輩たちには「諦めず、努力を継続すれば、必ずいいことがある」と伝えたいです。
本当に最高の4年間を過ごさせていただき、感謝しています。ありがとうございました。