社会人として最も重要な考え方 経営学部OB Macbee Planet小嶋代表講義

2021年10月1日ベンチャー企業論Bに卒業生の株式会社Macbee Planet代表取締役の小嶋 雄介 氏(経営学科2008年卒)がご登壇されました。

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株式会社Macbee Planetは、AIによるマーケティング支援でDXの進展とともに注目を集めている成長企業です。たとえば、広告プロモーションの影響力などをAIによる分析で可視化したり、チャットボット開発、DXコンサルティングなどを手掛けています。2015年の創業以来成長を続け、昨年の2020年には東証マザーズ上場をはたしました。

そんな最先端の領域で活躍される小嶋氏ですが、少年時代は平均点をとる普通の子どもだったといいます。ピアノやスイミングなどの習い事も続きませんでした。サッカーだけは「チームで一番努力した」というほど力をいれました。しかしそれでもぎりぎりレギュラーに選ばれる程度でした。

ここから小嶋氏は「才能がないと成功できない。努力は報われない。継続してもトップをとれない」ということを感じたそうです。

駒澤大学経営学部在学中は、「ちゃんと就職できるのか、目上の人とコミュニケーション取れるのか」と不安で仕方なかったそうです。卒業後、中古車販売の営業、広告代理店、ベンチャーと転職を繰り返します。それぞれ自分に合っていると思われた仕事でしたがそうでもなかったのです。

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(授業の様子:前期に登壇された卒業生起業家の成松さんもご来場)

そこで、「才能」よりも「考え方」のほうが大事であると気づきます。小嶋氏は原体験から後輩にその考え方の3つのポイントを説明しました。

①ド真中を見つける・・・世の中には17,000の仕事があります。だから自分にあっている仕事を行わないと力を発揮できません。
②真剣になる・・・真剣になると成長が早いです。夢がある人はつかみとっていただきたい。夢がない人もあせらなくてよい。もともと社長になることは考えていなかったのですが、真剣にマーケティングの仕事をしたことで独立という目標ができました。独立して真剣に経営の仕事をしていると次に上場という目標ができました。
③夢を実現しているヒトと時間を過ごす・・・夢を実現しようとしてもどうやっていいかはわからないものです。そこで、夢を実現しているヒトと過ごす環境に置かれると、様々なイメージがわきます。

このことによって、Macbee Planetとして独立から2020年の上場、さらに現在も成長を続けているとのことです。

今回のお話は自分と向き合うということがメインでした。自分では自分のことをあまり理解できないものです。自分をしっかり認め自分をしっかり理解することがハッピーにすることで大事です。最高の人生を歩んでくださいと結びました。

受講者からは「自分の性格にあったど真ん中の仕事につくことの大事さがわかった。時間をかけて自己分析することで、自分の強みや弱みを理解できるのだと思った」 といった感想がありました。

どうもありがとうございました。


今回ご協力くださいました小嶋雄介社長のSNSと株式会社Macbee Planetのウェブサイトはこちらです。

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(H.O.)