第2回学生シンポジウムに経営学部から7チームが参加

11月20日(日)、駒澤大学では学生シンポジウムが開催されました。第2回目の今回は仏教学部、経済学部、法学部、経営学部、GMS学部、学生サークルから45チームの総勢200名を超える学生が参加しました。このイベントは経済学部ゼミナール連合会が主催し大学が後援するもので、学部の枠を超えた学際的な公認イベントとして行われています。

学生たちは「グローバル化の未来」、「持続可能な地域づくり」、「マーケティングを考える」、「企業と労働者」、「新技術と日本経済」、「格差と貧困」、「共生社会への模索」、「日本の経済と政治」の8つの分科会に分かれ、各チームが20分発表15分質疑応答を行い、議論を交わしました。

シンポジウム受付と開会式の模様

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経営学部からはマーケティングコミュニケーション論(中野ゼミ)、経営労務論(鹿嶋ゼミ)の7チームが発表参加しました(当初6チームとお伝えしましたが、正しくは7チームです。訂正してお詫びします)。


1)「オリンピックを盛り上げる」

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「オリンピックを盛り上げる」(「マーケティングを考える」分科会、13時~)では、オリンピックという非日常空間が顧客の購買行動に与える影響を示し、それが日常空間においても実証できるかの解明に取り組みました。


2)「セクハラの現状と対策」

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「セクハラの現状と対策」(「共生社会への模索」分科会、13時~)では、女性労働者の社会進出によって起こる問題が数多くある中、職場内におけるセクハラ問題に着目し、現状とその対策を考え、事業主による方針の明確化や啓発、相談窓口の設置、事後の迅速かつ適切な対応によってセクハラをなくすことが出来るか考えました。


3)「五感に働きかけるマーケティング」

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「五感に働きかけるマーケティング」(「新技術と日本経済」分科会、13時45分~)では、「オイシイはつくれる!!~情報で味覚を操作する~」のテーマの下、どのような情報でおいしさは操作されるのか、シズルワードという概念を鍵にその有効性を追究しました。


4)「若者の早期離職問題」

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「若者の早期離職問題」(「企業と労働者」分科会、13時45分~)では、優秀な人材を集めたにもかかわらず、その人たちが離職してしまう原因の1つとして「不本意就職」という雇用のミスマッチ問題に注目し、その解決策として長期インターンシップの是非を問いました。


5)「女性労働の国際比較について」

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「女性労働の国際比較について」(「格差と貧困」分科会、14時30分~)では、女性が活躍しにくい現代日本の労働環境に注目し、フランス、ドイツ、イギリス、アメリカ、スウェーデン、オランダなどとの比較を行いながら、特に育休取得のための施策・雰囲気の醸成がどう役に立つかについて発表を行いました。


6)「人工知能による働き方の変化」

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「人工知能による働き方の変化」(「新技術と日本経済」分科会、15時15分~)では、人から人工知能に代わったとき、失業者が大勢出るのでは、人間の仕事はすべて取って代わられるのでは、AIと人間の間でトラブルが発生するのでは、等の疑問に対して、フロアとの間で活発な意見交換が行われました。


7)「五感に働きかけるマーケティング」

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「五感に働きかけるマーケティング」(「持続可能な地域づくり」分科会、15時15分~)では、「懐かしさの可能性~五感と懐かしさの関係」のテーマの下、CMにおけるノスタルジアが広告評価に及ぼす影響を明らかにしようと、取り組みました。


参加学生の声

3年生 他のゼミの学生達が多くの時間を使い研究している内容を発表してくれたので、違う視点からの知識や意見、考え方を学ぶことができました。また相手にわかりやすく内容を伝えるために、話し方や声のトーン、レジュメやパワーポイントの形式などを意識して作らなければならなかったので、社会に出てから必要になるであろうプレゼンテーションの力もつけることができたと実感しています。

2年生 今回の学生シンポジウムを通して、自分が知らないことが多くあるということを実感させられました。また、発表する際は予期していない質問にも対応できるように、幅広い知識が必要であると思いました。


最後にはなりますが、9号館全体を会場とする大がかりなイベントを企画運営し、貴重な勉強の機会を提供して下さった実行委員、並びに後援下さった大学、学長、教務部長、経済学部、経済学部同窓会の皆さん、参加下さったすべての皆さんに感謝の意を表したいと思います。