小学生に経営学のおもしろさを伝える
駒澤大学経営学部は、8月26日(金)に地元の駒沢小学校サマースクールのプログラムに企画参加しました。
昨年に引き続き第2回目の参加となった今回は、共通テーマ「教え、学び、成長へ~実践的知識の探求~」を掲げ、日頃自分たちが学んでいる経営学という学問を小学生に分かりやすくかつ楽しく教え、教えることの難しさを自らの学びにも活かそうという問題意識を持って取り組みました。
参加したのは5ゼミ(青木ゼミ、小野瀬ゼミ、鹿嶋ゼミ、中野ゼミ、渡辺ゼミ)から6チーム総勢50名。
まず最初に兼村学部長からの挨拶。
プログラムA「リーダーシップってなんだろう?」では、小学生にリーダーシップとは何かをレクチャーするという課題に取り組みました。小学生に日常生活のいろんな場面を想起してもらい、その体験の中に果たすリーダーシップの大切さを伝えました。
プログラムB「おしごとかるた」では、企業経営や働くことをテーマに大学生がオリジナルカルタを作成し、各カルタの中身について小学生にクイズを答えてもらいながら、知識を広げました。
プログラムC「すごろくゲームで夢の国を学ぼう!」では、遊園地をテーマにしたオリジナルすごろくを楽しみながら、遊園地経営の背景にあるいろんな工夫や苦労について質問形式で学んでもらいました。
プログラムD「手作りお菓子ボックスを製造しよう!」では、グループ毎にテーマを決め、無地の木箱にさまざまな装飾を施し、素敵なボックスを作り上げた後それをグループ毎に発表し、商品パッケージの重要性を学びました。
プログラムE「みんなで楽しく協力ゲーム!」では、小学生と大学生がグループを作り、日用品で高いタワーを作る、時間内にリレー形式で共同で粘土細工を完成させる等の課題について、互いの長所を活かしながらいかにチームワークを発揮して成果を出すかを競い合いました。
プログラムF「【MISSION】ロボットをプログラミングせよ!」では、与えられた条件をいかに早くクリアしてロボットを動かすことができるか、小学生と大学生で結成された各グループが知恵を出し合いました。
【参加した学生からの声】
「小学生は面白い・面白くないの反応がストレート。いかにニーズをつかもうかと企画を思案しました。また、実行までどのように段取りをするかの計画の重要性も学ぶことができ、経営学やマーケティングの実践となりました。」
【実行委員の北村さん・加藤さん・和田さんから】
昨年とは違い、今年は運営側として駒小プロジェクトに携わらせて頂きました。今回は「教え、学び、成長する」をテーマに各ゼミが経営学に関連する多様な講座を開設しました。昨年に比べ、講座数も増え小学生の皆さんにも多く参加して頂き、賑やかで楽しいプロジェクトになったと思います。
小学生の皆さんとの交流を通じて得られた学びや楽しさを、忘れず大切にしたいです。
多くの方にご協力頂き、貴重な経験をすることができました。ありがとうございました。これからも、このプロジェクトが続いていくことを願っています。
終了後の反省会の一コマ
今回、企画にご協力いただいた世田谷区立駒沢小学校、学校運営委員の皆さまには大変お世話になりました。ありがとうございました。