会計プロフェッショナルクラス 公認会計士試験合格者インタビュー

経済学部の会計プロフェッショナルクラスに所属し、公認会計士試験に合格した山本龍輝さんへの合格者インタビューです。

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○公認会計士を目指した切っ掛けは何ですか
 大学入学を機に何か新しいことを始めたいなと思ったのが切っ掛けです。ちょうど簿記の学内講座(経理研究所)についての説明会があり、たまたま参加したところ興味がわき勉強を始めました。

○受験生時代大変だったことは何でしたか
 会計士の受験勉強は人にもよりますが、2年から3年はかかってしまいます。長期的に勉強を続けるモチベーションを維持することが大変でした。会計士の勉強を本格的に始めるとなった場合、アルバイトやサークルとの両立は厳しく、普通の学生生活を送れなくなることを覚悟して、勉強をしなければなりません。ただ、全く遊べないと云うわけでもなく、たまには飲みにも旅行にも行きました。そこでいかにモチベーションを維持するかが大切だと思いました。勉強と遊びの区別をしっかりとつけて、時には勉強から離れる時間も大切だと考えています。

○監査法人で学生非常勤として働いている生活状況はどうですか
 私は月曜日に大学のゼミに参加し、時期にもよりますが、火曜から金曜は監査法人で勤務しています。そして空いている時間に本を読むことを心がけております。ただ、人により週に1日か2日仕事をする人もいれば、毎日入る人もいます。個人的には、繁忙期(4月後半から5月)はできるだけ毎日仕事を入れるのが良いかと思います。来年以降常勤に切り替わった際に、役立つと思います。

○将来の夢を何か持っていますか
 公認会計士になるとキャリアの選択可能性が増えます。例えば、税理士や行政書士の登録をして、その道に進む人。会計監査の道を進む人、コンサルに転職する人、その他一般企業や金融庁等の機関に出向する人等さまざまな選択肢があります。自分の将来の夢はよくわかりませんが、まずは実務を通じて会計の知識を増やしていきながら考えたいと思っています。また、英語は監査の業界においても当然に重要だし可能性も広がるため、勉強したいと考えています。

〇これから勉強しようと思っている人へのメッセージを下さい
公認会計士試験は、最難関国家資格のうちの一つですから、当然受験勉強は大変なものになります。ただ、資格を取れば、必ず人生を通して役に立つものになると考えています。自分も、将来の夢や進路を大学入学時は全く考えていなかったし、簿記の知識もゼロから勉強をスタートしました。簿記や会計の知識は今後皆さんが、社会人として活躍していくうえでも必須の知識だと思いますので、まずは何か行動してみることをお勧めします。

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