応援指導部 第18回神宮への誘い開催
應援指導部ブルーペガサスによる第18回神宮への誘いが、6月29日(土)に駒沢キャンパスの記念講堂で行われた。プログラムは野球応援再現ステージ、新入生紹介ステージ、スペシャルフィナーレの3部構成。今年は新入生が48人と多く入部しており、例年以上の迫力のステージとなった。入替戦を終えた硬式野球部も客席に訪れ、会場を盛り上げた。
以下各パートのリーダーのコメントである
代表:本庄玲奈(歴4)
ーー今日を振り返ってどうだったか
「本当に短い練習期間ではあったが、部員一人一人がしっかり輝くことが出来た、良いステージが作り上げられたのではないかと思う」
ーー入替戦がある中での準備で大変だったこと
「神宮への誘いの練習だけをしていればいい期間に入替戦の練習も加わってしまったため、練習のスケジューリングが1番大変だった。ブルペとしてどちらも中途半端にするわけにはいかないので、何にどのくらい時間を割くか、幹部内でよく話し合った。新入生は大学生活もこれからと言う時に、本当に様々なことを詰め込んでしまって申し訳ないことをしてしまったが、本当によく頑張って着いてきてくれたと思う。また、この時期を経験したことのある2,3年生にとっても本当に過酷な期間でしたが、新入生の指導をしつつもしっかり自分の練習もこなしていてさすがだと思った」
ーーリーダーとして、今回の神宮への誘いでみんなをまとめるのに工夫したこと
「とにかく短い練習期間に加え、部員数が大幅に増えたため、パート内での練習が不可欠だと考えたので、各パート内で何をいつまでにどのくらいのレベルまで仕上げて欲しい、ということを綿密に組み立てるようにしていた。また、全体練習の時には緊張感のある空気感を作り上げることで、短い時間でも効果的な練習が出来るよう心がけた」
ーー会場の盛り上がりをどう感じたか
「『私たちの応援は私たちだけでは完成しない』を体現した盛り上がりだったと思っていた。私たちを支えて下さる沢山の方々のおかげで、この活動が成り立っていることを改めて認識し、より一層精進していきたいと感じた」
ーー今日の良かった点
「部員一人一人が自分が主役だとばかりに輝いていたことが本当に素晴らしかったです。
短い練習期間であることを一切感じさせず、全員が練習以上のパフォーマンスをしてくれたのではないかと感じるほど、迫力のあるステージだった思いだった」
ーーこれからの応援でこうしていきたいなて思うところ
「いつどんな時も選手の1番の味方であり、あと一歩の力を出せる原動力になれるよう、日々の練習を通してよりレベルの高い応援を目指したいと思っていた。また、部内の親睦をさらに深め、笑顔溢れる活発な応援席を作り上げることで、応援席に来て下さる駒大のファンを増やし、今まで以上に活気と一体感のある応援席を目指す」
◆チアリーダー部長:若林日向子(市4)
ーー今日を振り返ってどうだったか
「部員全員が生き生きと輝く素晴らしいステージになったと思う。そして、今回も沢山の方々にお越しいただき演舞祭を開催することができたことに、大変感謝している。秋に向けた1部昇格への想いも一層強くなった」
ーー入替戦がある中での準備で大変だったこと
「どちらも大切な活動であるため、バランス良く練習や確認を行うことに頭を悩ませた。特に新入生は入部後で覚えることが多い中、野球についても急ピッチで覚える必要があり、毎日沢山の振りやコールをレクチャーした。それに必死に食らいついた新入生も頼もしい姿を見せた2.3.4年生も、みんな本当によく頑張ったと思う」
ーーリーダーとして、今回の神宮への誘いでみんなをまとめるのに工夫したこと
「いかに本番へ向け気持ちを高めていき、全員で一丸となれるかを大切にした。入替戦の影響で本番直前のリハーサル期間が短期集中型だったため、要点はまとめて分かりやすく伝えるように意識したのと、気持ちの面でも本番当日を各々どのような姿で迎えたいか、先を見据えて取り組むことを呼びかけた」
ーー会場の盛り上がりをどう感じたか
「お客様や野球部の皆さん、お越しいただいた沢山の方々のおかげで、『これぞ駒大の応援席』という一体感を全身で感じました。私たちの応援活動は、関わってくださる全ての方々の力があってこそ成り立つということを強く実感している」
ーー今日の良かった点
様々な苦悩を乗り越え、初舞台を踏んだ新入生の勇姿が印象的でした。この先活動を続ける上で辛いことがあっても、今回初めてのステージで目にした素晴らしい景色を胸に、真っ直ぐ突き進んでいってほしいです。
ーーこれからの応援でこうしていきたいなて思うところ
「これまでの応援活動を通して、部員一人一人が試合に気持ちを入れ込み、熱中して応援できる点がブルーペガサスの長所だと感じている。この長所はそのままに、今後は広い視野で応援席を見つめ各々が應援指導部員としてどうあるべきかを意識し周囲にも働きかけることで、より大きく一体感のある応援を目指したい」
◆ブラスバンド部長:戸屋花音(現4)
ーー今日を振り返ってどうだったか
「まず無事に神宮への誘いを開催出来た事に、多大なる感謝の思いでいっぱいだ。電気美術研究部さんをはじめ、部員にも酷なスケジュールを課していたが、全員が1日1日自分自身に出来る事を全力で取り組んでくれたおかげで本当に良い演舞祭にする事が出来たと感じている。入替戦直後という状況ではありましたが、應援指導部として気持ちを切らさずに、第45代はこのような応援をしているという事を、しっかりと皆様にお見せ出来たのではないかと感じている」
ーー入替戦がある中での準備で大変だったこと
「入替戦と神宮への誘いは、應援指導部ブルーペガサスとしてどちらも大切。どちらにも全力で取り組めるよう、練習メニューの組み立てには苦労した。限られた時間の中で、有意義な練習が出来るよう、前もって練習メニューを部員に共有する事で、部員自身が準備をして練習に臨めるよう心掛けた」
ーーリーダーとして、今回の神宮への誘いでみんなをまとめるのに工夫したこと
ブラスバンド部の四年生が2人しかいない事もあり、一人一人に目を向ける事には中々苦労しました。ですが、頼もしい三年生と二年生がパート間でのフィードバックを盛んに行なってくれた事もあり、パート全員で作り上げる事が出来た神宮への誘いだったと感じております。私個人としては、細かな部分まで全体を見てこだわる事と、神宮への誘いの意味であったり向き合い方などを伝える事で、気持ちの面でも一つになれるように心掛けました。
ーー会場の盛り上がりをどう感じたか
「ブラスバンド部は今回初めて客席にでの演舞があったため、より近くにお客様の熱気を感じることが出来て本当に幸せだった。お客様の歌ってくださる声や、掛け声、手拍子、笑顔、会場の盛り上がり全てが、私達の演技をより白熱させていたように感じている。会場を一緒に盛り上げてくださった皆さま、本当にありがとうございました」
ーー今日の良かった点
「下級生の頑張りに感動した。少なく、かつ多忙な練習時間の中、一人一人が神宮への誘いと向き合ってくれたからそこ、成り立った演舞祭だった。日々の練習の振り返りや自主練習などの積み重ねが、一人一人が輝きながら、部としてまとまった神宮への誘いのステージに繋がったと感じている。『第18回神宮への誘いを成功させる』という事を、部員一人一人が自分ごとに消化出来ていた点が凄く誇らしかった」
ーーこれからの応援でこうしていきたいなて思うところ
「『勝たせる応援』という部分は変わらずに求めつつ、よりパワーアップした応援を届けていきたいと考えている。ブラスバンド部としては、人数が増えましたが、人数に頼らず一人一人が深みのある演奏することで、人の心に届く、人の心を動かせるような演奏を目指し精進する。よりパワーアップした、リーダー部、チアリーダー部、ブラスバンド部の3パートが一つにまとまることで、誰よりも全力で、誰よりも場を盛り上げ、誰よりも選手の勝利を後押しする、そんな應援指導部ブルーペガサスを求め続けていく」
◆副リーダー部長:伊藤哲也(現3)
ーー今日を振り返ってどうだったか
「『45代らしさ』の溢れる神宮への誘いを創り上げることができたと思う。お客様にも今までとは一味違う演舞祭をご体感頂けたのではないかと感じている。しかし、「もっとこう出来たのではないか」という課題点反省点はあった為、天馬祭では悔いの残らない更にレベルアップしたステージをお届けしたい」
ーー入替戦がある中での準備で大変だったこと
「入替戦と神宮への誘いの二つの事を同時進行で、どちらも妥協することなく高いモチベーションを持ち続けて取り組む事が大変だった。下級生の体力や体調に気を遣いながらも、時間が無い中で言うべき事は言わなければいけないので、そこのバランスを調整することが大変だった」
ーーリーダーとして、今回の神宮への誘いでみんなをまとめるのに工夫したこと
「例年ならば1週間リハーサル期間でみっちり詰めて行くのですが、今回はリハーサルの回数が限られていたので、リハーサル期間に入る前から、神宮への誘いの通しをパート内で出来る範囲で先に行っておくことで、例年の新入生と比べても習熟度の差を感じさせないものを創り上げようと努力した」
ーー会場の盛り上がりをどう感じたか
「会場に溢れる熱を感じ、それをパワーとして最後までやりきれたと感じた。改めて多くの方に支えられてこの部活動は成り立っているのだと感じた。私達だけではあの盛り上がりを作り上げることは出来ないので、普段の応援活動でも気づかないうちにパワーを貰っていたのだと気付かされた。より一層皆様への感謝の気持ちを大切にし、それを部活動を通してお返ししていきたい」
ーー今日の良かった点
「下級生が練習以上のものを魅せてくれたと感じている。神宮への誘いに対する熱を肌で感じる動きをしてくれたと思う。しかし、これから伸ばす所は一層伸ばしていき、各々の弱みも分かったと思うので、後期の活動を通して改善し、最初から最後まで質の良い応援を届けられる様にしたいと感じた」
ーーこれからの応援でこうしていきたいなて思うところ
「まだまだお客様に対してリーダー部員として真摯に向き合えておらず、体力が限界に近づくと応援でなく作業になってしまう部分が多少なりとも見えた為、体力を増強し積極的な声掛けを心からお客様に行える様、これからの応援では意識していきたい」
以下、今回初めて参加した1年生のコメント
◆新入生代表、ブラスバンド部:伊藤勇人(政1)
ーー初めての神宮への誘いはどうだったか
「私は高校時代、吹奏楽部に所属しておりましたので、舞台上での本番は初めてではありませんでした。しかし、神宮への誘いは『演舞祭』と称されるだけあり、高校での演奏会などとは全く違うもので、とても新鮮だった。リーダー部、チアリーダー部、ブラスバンド部の3パートが集結した迫力のある本番は、とても刺激的で、何より楽しかった」
ーー入替戦がある中での準備で大変だったこと
「リハーサル期間に入替戦が入ったことが何より大変だった。私たち新入生にとって、今回の入替戦が入部して以来初の本格的な応援活動だったので、頭の中にある様々な情報を消化しきることが本当に大変だった。 また、リハーサル期間は当初の予定の5日間から3日間となり、また入替戦とリハーサルどちらも行う日もあるなど、本当に過酷な日もあった。しかし、今回このようなハードスケジュールを乗り越えることができたことで、この先どんなに苦しい日々が訪れても、きっと今回のように乗り越えていけるという確信も生まれた。また、私個人としては、3度の入替戦で喉を潰してしまい、思う様に声が出なかったことがかなり苦痛だった。
ーー初めて1年生だけのステージで感じたこと
「新入生らしい初々しさや新鮮さとともに、『新入生にもこんな立派な応援ができるんだ!』ということをお客様に感じていただける、そんなステージだったのではないかと思います。5月上旬の本入部から1ヶ月半程の間、私たちはこの神宮への誘いを1つの目標として日々の練習に励んできましたので、それが実を結んだと思う。しかし、ここで満足することはせず、これからも向上心を持って取り組んでいきたい」
ーーこれから応援部として頑張っていきたいこと
「まずは硬式野球部さんを最短で一部に昇格させるべく、応援活動ひとつひとつに全力で取り組んでいく。そのための心持ちの1つとして、向上心を持ち続けることを大切にしていきたい。応援に正解や完成形はない。また、まだまだ上を目指せる時に、妥協してしまうことほど勿体無いこともない。だからこそ、どんなに辛く苦しい状態でも、向上心を大切に、何事にも前向きに取り組んでいく」
ーー今日の良かった点
「入部して以来初の本番でしたが、緊張しすぎず、頑張りつつも全力で楽しむことができた。また、かなりのハードスケジュールであったにも関わらず、新入生が誰1人欠けることなく、全員で出演することができたことが何より嬉しかった。第1部の野球応援再現ステージでは、会場のお客様を巻き込んで、普段球場で行っている応援そのものが記念講堂でできたのではないかと思う。私たち体育会應援指導部ブルーペガサスの演舞祭は、お客様に私たちの演技を見ていただくだけでなく、「お客様と1つになって作り上げるもの」だということを改めて感じられた1日だった」
ーー会場の盛り上がりをどう感じたか
「今年は新入生が多いこともあり、普段から私たちの応援が好きで見にきてくださる方に加え、初めて演舞祭に足を運んでくださったお客様も多かったのではないかと思います。そのため、序盤は私たちの演技に圧倒されている方が多い印象を感じました。しかし、時間が経つにつれて会場の空気にのってきて、特に第3部のスペシャルフィナーレでは、会場に物凄く一体感がありました。また、硬式野球部の皆さんが会場の空気を盛り上げてくださったので、より一層熱気が高まったのではないかと思います。普段応援をする側の私たちも、「応援の力」というものを感じることができた、そんな神宮への誘いだった」